こんにちは。

つい先日金沢に旅行に行ってきました。

兼六園や金沢21世紀美術館、長町武家屋敷、近江町市場、鈴木大拙館、見所はいくつもあったのですが、妙立寺が一番印象に残っています。

訪れる前は忍者寺と聞いていたので、テーマパークのような寺かと思っていました。実際訪れると見た目はごく普通のお寺ですが、内部は7層4階建の構造となっており、29の階段と23の部屋が隠し廊下で複雑に結ばれています。外から見ても、4階もあるようにはとても見えません。当時2階建の建物までしか建てることができなかったため、建物内で工夫をして4階建てと気づかれないようにしていたようです。

中には、金沢城と繋がる抜け道や落とし穴、隠し扉、敵を攻撃しやすい階段等の敵から身を守る工夫が至る所にありました。この全てが自然に施されている点に当時の建築の質の高さに驚きました。

食事では古い町屋をリフォームした和風居酒屋で食事をしました。
中に入るとバーカウンターがあったり、天井のクロスは黒い物を使用していたり、照明もライティングレールを付けていたりとモダンな造りになっていました。全体的に落ち着いた空間になっており、テーブルから箱庭を眺めたりとリラックスしながら食事をすることができました。

最近飲食店に行って思うことが、食べる物も重要ですが、どこで食べるかということもおいしさに密接に関係しているということです。これからも都内で良いお店を見つけていきたいと思います。