上毛三山を見ながら散歩していると自然に口ずさむ歌が、「遠い山の向こうの、知らない街に、何時か行ってみたい・・・」です。
その歌に背中を押され、山の向こう「高野山・熊野・伊勢」に行ってきました。高野山、時間の重さや、霊が下りてきそうです。程よい緊張、新鮮な空気に自然と顔がほころんできます。

　
金剛峯寺、御影堂、根本大塔、西塔、六角経堂等、数々の伽藍が山の中に建ち並びます。夜7時からの、奥之院へ提灯を携えて２キロの散策と参拝、その道の両側には、日本歴史を彩った人々のお墓が建ち並んでいます。

その夜の宿は宿坊です。
有り難い食事、翌朝6:00から朝のお勤め、
貴重な体験でした。

　
二日目は熊野三山、「熊野本宮・速玉大社・那智大社」をバスで廻りました。バスで巡る道すがら「熊野古道入口」があります。実は、もう何年も前から古道を歩くことを夢見ています。今回の熊野詣では下見かな・・・早くも次回と。最終日は、式年遷宮で話題を呼んでいる「伊勢神宮」。五十鈴川で身を清め、参拝いたしました。

旅の楽しみは何と言っても「お土産」美味しいお土産は遠い街に来た幸せ、楽しい思い出。
次の遠い山の向こうを夢見ながら、山のこっちに帰ります。

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