本がたくさん入るローボードが欲しい！
しかも造り付（風）で壁の間口ぴったり！
でも賃貸だから、お金は最低限に置き家具で！

と、ずっと考えていました。そこで、自分でつくってみることに。コンセプトは、”楽につくれて 丈夫に 低価格！”いつも仕事でしているのと同じように、現場を採寸、図面を作成、「脚のスパンは3尺かな～」とか、「どうせなら座るのにちょうど良い高さにしよ～」とか、色々考えながらプランを練りました。
プランが決定し、いざ図面をもってホームセンターへ。
天板に使う木材は、最後まで悩みましたが、天板の選択によって費用が大きく変わってくる為、コスト面を重視した選択をとりました。

友人も手伝いに来てくれて、いざ製作開始！まずは木材のサンダー掛け、次に塗装、最後に組み立て。途中、作業に飽きて声援担当になる子が出たり、塗装の仕上がりを「雑」と捕らえるか「ハンドメイド感」と捕らえるかで意見が分かれる子が出たり、和気藹々と作業は進み、結局丸3日かかって、ようやく完成！本を収納するととっても素敵で、ハンドメイド感もいい味が出ていて想像以上の仕上がりでした。本当に大満足です。手伝ってくれたみんなに心から感謝！後日、みんなを招いてサンクスパーティーもしました。

１つ反省点があり、コストばかりを重視せず、もう少しだけ、もう少しだけ、いい木材を使えば良かったなと。サンダーも必要以上に時間がかかりましたし、薄めの材だった為テレビを置くと、たわんでしまいます。本棚兼ベンチにしたかったのですが、人が座るなんてもっての外。使い方に気を使わなければなりません。思えば、いつの間にか、コンセプトの”楽につくれて、丈夫に”が頭から抜けてしまい、”低価格”だけが残っていました。大変お恥ずかしい話です。でも、またいつか家具を製作する機会があったら、もっと良いものが造れるはず！という出応えは得ることができました。