スタッフ日誌

香川県庁 東館

  • 建築
  • デザイン
  • 2015.12.09
  • ときわ台店

先月、友人と香川県へ旅行に行ってきました。
「香川県庁 東館」を観光してきました!IMG_5545..1

大学時代に研修旅行で一度訪れており、今回は2回目になりますが、
何度見ても言葉を失うほど素晴らしい建築物です。

ここで、少し「香川県庁 東館」ついてお話致します。
「香川県庁 東館」今から57年前の1958年に丹下健三さんによって設計され、大林組によって、施工されました。丹下健三さんは、建築家ル・コルビュジェを尊敬しており、近代建築の5原則を意識し、木造建築で一般に使用する角柱など、日本の伝統的な建築の様式を取り入れこの香川県庁 東館を設計しました。

1階部分はピロティという柱だけの開放的な空間になり、階段やエレベータ、水廻りを建物中心部にまとめたセンターコア方式を採用してます。そのほかにも、照明を天井に埋め込めた工夫や、打ちっぱなしのコンクリートを冷たい感じにさせないよう木の取り入れ方等の工夫がされており、誰でも意識せずにはいられない、おしつけがましいデザインではなく、空間に溶け込んだデザインをさりげなく取り入れる技、感動です。この刺激から学んだ事を今後の仕事に活かせていければと思います。

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何度見ても飽きず、常に勉強になる建築物です。
香川県に行かれましたら、是非、足を運んでみて下さい。