東京カテドラル聖マリア大聖堂
- 建築
- 2015.12.19
- ときわ台店
先日文京区にある東京カテドラル聖マリア大聖堂に行って参りました。
設計は丹下健三氏。
東京カテドラル聖マリア大聖堂は氏の代表作の一つですが、この他にも比較的認知度が高く馴染みのある建築として、東京都庁、代々木体育館、フジテレビ本社ビル等があります。
「東京カテドラル聖マリア大聖堂」の建築的特徴は、なんといってもそのフォルム。
HPシェル構造で、それは例えて言うならば貝殻や卵の殻のような形態。同様のシェル構造には「シドニー・オペラハウス」がその一つの例です。
大聖堂の内部は柱が無くとても広く感じました。採光用の窓はシェルのスリットに沿って連続しトップライトとなっています。
聖堂内部から上部を見上げるとスリットからゆるやかに注ぐ光が十字の形を成して、とても神秘的な空間で感動しました。
今回行った時刻がちょうどミサが終わった後でしたが、次行く機会があればあの神秘的な空間で行われるミサを見たいと思いました。
年末で忙しい時期ですが、一度足を運んでゆっくりとした一時を過しては如何でしょう。