「貫前神社」
- 地域
- 建築
- 2016.06.29
- 前橋店
群馬県には、群馬の歴史、文化を伝える『上毛カルタ』というものがあります。
その上毛カルタで「ゆかりは古し貫前(ぬきさき)神社」と詠まれている『一之宮貫前神社』へ行ってきました。
上野国一之宮の1500年の信仰と神事を伝え継ぐ由緒正しい神社です。
珍しいのが、門をくぐると下りの階段になっています。
ふつうの神社ですと、本殿に向かって階段を登っていくものが多いと思います。
拝殿は、極彩色の装飾の施された華麗な造りになっています。
本殿と同時期の西暦1635年の建造です。
徳川三代将軍家光公によって造営されました。
本殿の構造は単層二階建の「貫前造」という独特の社殿形式になっていて、
屋根正面の妻の部分に雷神の描かれた「雷神小窓」と呼ばれる窓が特徴だそうです。
2年前に修復が終わったそうで、まだまだ色鮮やかで美しい拝殿でした。
今回はあまりゆっくり参拝できませんでしたので、また機会をつくってゆっくり参拝したいと思います。