スタッフ日誌

金沢旅行 【続編】

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  • 2016.09.17
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皆さんこんにちは!前回、金沢旅行ブログの続きですが、ぜひ足を運んでもらいたい場所があるのでご紹介します。
今回ご紹介したいところは・・・・鈴木大拙館です!!!

鈴木大拙さんとは禅をはじめとする仏教の思想仏教学者として東洋の思想を西洋に広く知らしめた学者です。
会館は2011年に金沢市の中心街に近い鈴木大拙の生家のそばにオープンしました。
建物は、「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」が回廊で繋がっており、「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」によって構成されています。

展示棟では鈴木大拙の書や写真などが多く展示されています。各展示には説明やタイトルを書いたプレートがついておらず、
これは大拙の思想に従い、先入観なく、触れて・見て・あるがままを感じてもらうための趣向なのだそうです。

展示棟を出ると、そこには水の浅く張ってある水盤が広がっており、その向こうに四角い白い建造物があります。img_3087
そこは訪れた人が「思索」するために作られた空間なのです。
空間には畳のベンチが置いてあるだけなので、各人にどのようにするか委ねられているような場所でした。img_3088

また水盤は鏡のように空や樹木・建物を写し、幻想的な空間となっております。
 この水鏡の庭はすべての建物や庭よりも広く、圧巻でした。img_3090

ぜひ、前回ご紹介しました21世紀美術館と合わせて、足を運んでみてください!