沖縄旅行
- 地域
- 建築
- 2016.10.19
- 王子店
先日沖縄に遊びに行ってきました。
まだまだ日差しも強く、真夏のような気候の中訪れた古民家をご紹介したいと思います。
沖縄らしい赤色の瓦屋根の上にのったシーサーがお出迎えしてくれる、
築120年、糸満市にある有形文化財の古民家を改修した茶処です。
この地域は沖縄戦でほとんどの集落が焼けてしまい、どうにか残ったこの建物は終戦後、
役場や診療所としても使われていたそうです。
この古民家は琉球石灰岩の上に建てられ、屋敷を取り囲むように溝が掘られています。
軒下や床下などに雨水が流れるように工夫されています。
また暑い沖縄でも快適に過ごせるための知恵が随所に見られます。
広い縁側や雨端、縁側近くの取り外し可能な壁により、風が家の中を通り抜け、
この日も暑さを感じることなく快適に食事をすることができました。
美しい建物に、美味しい食事、素敵な時間を過ごすことができました。
沖縄に訪れた際はぜひ行ってみてください!