先日2016 年6 月にオープンした国内初の建築模型の展示施設「建築倉庫ミュージアム」に行ってきました。

建築倉庫は、般社団法人日本建築文化保存協会が提唱、株式会社TY STOREHOUSEが運営がする「収納庫そのものを展示する」というコンセプトの施設です。

最近は、CG での完成イメージを確認するケースが多いですが、建物のイメージをクライアントに伝えるためや、建築家が設計する建物の
イメージを膨らませるために、模型は今でも重要な建築設計のツールとして制作され続けています。

さらに日本人は、家の中の家具や雑貨、植物、周辺環境もジオラマのように作り込むことも多く、リアルな建築模型は海外からの評価も高いそうです。
日本の建築模型をコレクションに加えようと買い付けが進んでいるという話もあるそうです。
しかし、日本ではこうした模型がコレクションになるということはほとんどなく、通常はプレゼン等の模型の役目を終えたら倉庫に保管されたり、保管スペースの問題から廃棄されてたりする状況でした。

会場内には多くの有名建築家の模型が展示されていました。
実際にコンペ等で作られた模型に触れる機会は中々ないので、とてもいい勉強になりました。

 

 

 

 

 

 

 

時間がすぎるのがあっという間でした。
お好きな方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

行き方
天王洲アイル駅
徒歩15 分
寺田倉庫本社ビル1F
入場料 1000 円