スタッフ日誌

日本の伝統工芸

  • インテリア
  • デザイン
  • 2017.01.25
  • 南浦和店

IMG_5284昨年11月に埼玉県小川町にある伝統工芸館に行ってきました。そちらでは、手すき和紙体験が年間通してできるそうです。私が行ったときはお子さんと一緒にご家族で体験していた方がいました。花葉入りの和紙作りも出来るそうです。自分だけのオリジナルを作成して持って帰れるので次回体験してみようと思ってます。他にも常設展示室には埼玉県の、雛人形、押し絵羽子板、染物など数多くの作品展示がありました。

和紙、と聞くとあまり自分たちの生活には密接に関係してないように思えますが、実はすぐ身近にあるんだなと思いました。例えば、和室の部屋があれば障子があり襖があり、
そこには必ず和紙が使われてます。
うちわや扇子なども和紙が使われてたりもします。

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写真は和紙に押し花をして照明器具に使った物です。季節の花葉を使って照明器具を自宅に飾るのも素敵だなと思いました。

最近知ってビックリしたのですが、ストッキングにも和紙が使われた商品がありました。

そういえば和紙って何の材料から出来ているのかなと思い調べてみたら、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などが原料で出来ていそうです。三椏は証券や紙幣用紙に混入されているようです。

和紙は、保存状態が良ければ1000年はもつというのもびっくりです。
リフォームの仕事にたずさわり十数年たちますが、和室を洋室にリフォームされたいというお声を良く頂いてきました。
それが、最近ではリビングと調和のとれた空間にしたいというお声をいただく事も多くなりました。
ここでちょっと和紙の破れやすい・汚れやすい・燃えやすいといったの欠点をカバーした商品を紹介したいと思います。

 

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ラミネート技術で和紙を挟み欠点を克服したワーロンとい素材です。多くは店舗で使われていたりしますが、一般住宅でも多く採用されるようになってきました。他にも畳に和紙を練りこんで作った和紙畳という商品もあります。汚れや摩擦にも強く、色が褪せないのが特徴です。

これからも、日本の伝統文化である物が次世代に受け継がれて言って欲しいなと思います。