金沢21世紀美術館 – トイレ
- 建築
- デザイン
- 2017.09.06
- 南浦和店
みなさん、こんにちは。
夏の暑さが過ぎ涼しく感じられる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
私はこの夏、金沢21世紀美術館に行ってきました。
その中のほんの一部になってしまいますが、「生活」の展示についてのお話をします。
金沢21世紀美術館ではデンマークと日本、両国の外交関係樹立150周年を記念して“日々の生活―気づきのしるし”という展示スペースがあります。
そこにはデンマークと日本の歴史や文化を背景に、機能と実用性に加え、美しい意匠をまとった優れたデザインの展示がされています。
展示室11では日本の生活にデンマークのデザイナーさんの手が加わり、普段の生活の一部ではあるのですが一風変わった空間を作り出していました。
そこの展示スペースのなかでもリクシルのトイレ サティスSが展示されていたのが印象的でした。
リフォームに携わっていることから、なぜこのトイレを採用したのか気になりました。
憶測にはなってしまうのですが、今回の“日々の生活―気づきのしるし”の日本側のコンセプトが、「小型でシンプルな形を可能にした技術力」だったので、リクシルのサティスのトイレが採用されたと思います。サティスSのトイレはシンプルかつコンパクトを追及していることから“日々の生活―気づきのしるし”にマッチしたのだと思います。
トイレひとつの展示でここまで深く考えるのも着眼点がリフォーマー寄りになってきているからかもしれません。
“日々の生活―気づきのしるし”は今年11月5日まで開催されています。
夏から秋へと変わってきております。皆様体調崩されませぬようお気をつけてお過ごしください。