建物探訪
- 地域
- 建築
- 2017.10.07
- 前橋店
休日に群馬県安中市にある旧安中藩武家長屋を訪ねました。
江戸時代末期に建てられたと推測される建物で、明治初期の間取図に基づき平成元年~3年にかけて復元されたそうです。
桁行 26間(約47.3m)、梁間 3間(約5.5m)、建坪 78坪の規模を誇り、当時は四軒長屋の東側に五軒長屋が続いていたそうです。
また、見事な茅葺屋根は葺き替えたばかりとのことです。
道を挟んで、旧安中藩郡奉行役宅も復元されています。
こちらは中も見学させていただきました。
流し場です。
今では蛇口をひねればキレイな水が出て、排水口から外へ流れるのが当たり前ですが、
当時は井戸から桶に水を汲み使う生活です・・・
時代と共に住まいも変わっています。
今ではセンサーに手をかざすだけで水が出たり、トイレに入ると便フタが開いてくれたり、自動でレンジフードのフィルターを洗ってくれたり・・・
そんな便利な住宅設備機器とお気に入りのタイルや壁紙、床材を組み合わせて住まいを楽しむ事ができる・・・
『ナガシバ』を眺め、仕事(理想の住まいを創るお手伝いができる事)に喜びと感謝を感じた休日でした。