押入れを整理したい方必見!
リフォームアイデア その1
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- 2017.11.30
- 南浦和店
こんにちは、リフォームのタケウチです。
早いもので、食欲の秋だったと思っていましたら、明日からとうとう12月・・・。師走はあわただしくなりますね。
最近、リフォームのタケウチでは、年末に向けてのお片付けに伴って、収納についてのお問い合わせがたいへん増えてまいりました。
いざお片づけを始めると、使い勝手が気になったり、お掃除が大変だったり・・・。押入れにモノを入れるのはいいけれど、奥の方に入れたものが取り出しにくい・・・。なんてご経験、みなさん、あるんじゃないでしょうか。
そんなお困りごとをお持ちの方のために、今回は、「押入れからクローゼットへ!リフォームアイディア実例」を紹介いたします!
生活スタイルが床や畳での生活から、椅子と机での生活に変化してきました。それに伴い、和室から洋室へのリフォームが増加し、同時に押入れからクローゼットへのリフォームも増えています。
布団や座布団をしまっていただけの押入れから、機能的なクローゼットにすることで、使いやすく、お片付けが楽しくなる。決められた場所に、決められた物がきちん収納されている。じめじめしてカビっぽかったスペースが、趣味の空間や落ち着いた空間に変わっている。
そんなリフォームができると、毎日の生活がきっと楽しいものに変わりますよね!
1. なぜ押入れは使いにくいの?
2. 押入れからクローゼットリフォーム【基本編】
1. なぜ押入れは使いにくいの?
本来、押入れはお布団や、座布団の収納に特化したスペースでした。また2階の押入れは、内部の天井板が上蓋になっており、建物構造や設備・配線、雨漏れなどの確認し、お住まいの健康状態を点検する為に、必要なスペースでもありました。
ところが布団からベットでの生活が普及するにつれ、奥行き80~90センチという押入れの規格が、実際の生活に合わなくなってきてしまったのです。
この背景には、高度経済成長期の生活の洋風化や、高齢化が進むことで、ひざや腰に負担のかかりにくい椅子とベットの生活が好まれるようになってきたことが大きいといわれています。みなさまの暮らしも、こんな変化をしているのではないでしょうか?
2. 押入れからクローゼットリフォーム【基本編】
<洋室+クローゼット>
まずはシンプルに、押入れをクローゼットにしたリフォームです。
ハンガーパイプを取り付け、お気に入りのお洋服をかけられるようにしました。また、高さの変えられる棚板を設置し、お気に入りのバックなどを置けるようにしました。
どこに何があるのかわかりにくい押入れ収納から、ひと目で全体が見渡せる、機能的なクローゼット収納となりました。使いづらかった奥と、手の届きにくい上部スペースが活かされることで、収納力がアップ!お客様にも喜んでいただきました。
これが押入れからクローゼットへリフォームするときの、基本パターンといえます。
<和室+クローゼット>
また押入れをクローゼットのする際、和室を洋室にすることが多いのですが、和室の良さもやはり捨てがたいですよね。そんな方には、和室に溶け込むクローゼットリフォームもあります。
畳を通常のものではなく、縁のない琉球畳風のモダンなものにかえることで、クローゼットとも相性のよい空間になります。また将来ベットなどを置く事を想定し、畳とよく似た質感の硬質なフロアタイルを使うことで、ベットの沈み跡が残らないようにすることも可能です。
押入れのリフォーム実例を、洋室・和室でくらべてみましたがいかがでしょうか?
和室のお部屋だけど収納だけはクローゼットというような、“いいとこ取り”ができるのはリフォームならではですね。
来週は、【応用編】と【プラスプロの技】をお教え致します。お楽しみに!