狭いキッチンを楽しいキッチンに!
キッチンリフォームの3ステップ その1
- リフォーム・リノベーション
- プランニング
- インテリア
- デザイン
- 2017.12.14
- 西武練馬店
こんにちは!リフォームのタケウチです。今年もいよいよ冬本番、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年も残り僅かとなったこの時期、主婦の皆様は何かしらキッチンに立っている時間が長くなると思います。お鍋や煮込み料理、クリスマスのご馳走、お正月のおせち・・・普段作らないような手の込んだ料理もご家族やご友人のために腕をふるって、一年の良い締めくくりにしたいものです。
そんな思いと裏腹に、こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
「古いマンションの3畳ほどの狭いキッチン、これでは友達を呼んで料理を楽しむようなことが難しいなあ。」
「 対面キッチンに憧れるが、ウチのマンションでもできるのかな?」
「 余分な食器や使わない調味料など、いらないものがキッチンのスペースを占領して・・・もっと使いやすくならないかなあ・・・。」
実は狭いキッチンも工夫次第で、作業効率良く愛着を持てる世界に一つだけの自分のオリジナルキッチンになれるんです!
主婦暦20年、子ども3人子育て中のリフォームプランナーが、狭いキッチンを楽しいキッチンに変える、3ステップを紹介します。
ステップ1:「いつか使うかも・・・」は「使わない!」
ステップ2:ワークトライアングルを考える
ステップ1:「いつか使うかも・・・」は「使わない!」
まず「いつか使うかもしれない」モノは手放しましょう!
実はこれが一番難しいんです。いつか使う、こんなシチュエーションの時に使える・・・なんて、ついつい想像が膨らんでしまい、数を減らせないですね。でも、モノを溜め込んでしまうと、どれだけ広いキッチンであっても、やっぱり狭いキッチンになってしまうんです。ここは使いやすいキッチンを目指す第一歩として、思いっきりすっきりしましょう!
食器もタッパーも、調理器具も・・・いつも使う、必要最低限の数だけ残しておいてください。
リフォームプランナーとして、私はキッチンのものが溢れて、改修工事に踏み出せないお客様ともたくさん出会いました。時にはお家全体の改修工事を行うため、一旦仮住まいを必要とするお客様もいらっしゃいました。仮住まい先に最低限の調理器具や食器などしか持っていけず、大丈夫かとずいぶん心配していた時に、お客様から意外な言葉をかけられました。「最低限のものしか持っていてなかったから、きっと不便な生活になると覚悟していたが、意外と大丈夫でした!今までの量はなくても全く問題ないですね。どんどん処分しなきゃ!」
正にお客様がご自身の体験から正解を得られた瞬間でした。
ステップ2:ワークトライアングルを考える
モノを減らしたら、次はキッチンでの動きを考えましょう。
理想は一歩も動かず、手を伸ばすだけで欲しいものを取れるような距離感です!
「ワークトライアングル」という言葉を聞いたことがありますか?
冷蔵庫-シンク-コンロの3点を結んだ三角形のことです。この三角形の三辺を足した長さが、3.3m~3.6mが適当な長さだといわれています。一直線上の行き来や振り向いて取り出すなど、調理や配膳のスペースを確保した上で、移動を最短距離にしたいですね。ここは狭いキッチンの本領発揮となります。狭い分、作業動線も短くなり、広いキッチンよりも簡単に理想に近づけることができます。
またステップ1で厳選したモノを、ワークトライアングルを考えながら、配置していきましょう。調味料はコンロの近くに置くなど、使用場面を想定して配置していくことで、よりワークトライアングルを有効活用することができます。
さて、ここまでで2ステップですが、ご自宅のキッチンと比べていかがでしょうか?
まずは思い切ってモノを整理する。
ワークトライアングルを意識しながら、モノを配置していく。
ここまでの2ステップで、使いやすいキッチンへのゴールはだいぶ近くなります。
来週は「ステップ3:狭いキッチンはプチリフォームで生まれ変わる!」を当社リフォーム実例をからご紹介させていただきます。お楽しみに!