スタッフ日誌

屋根は住まいを守る大きな傘!
メンテナンスしてますか? その1

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  • 2018.03.15
  • 千歳烏山店

こんにちは、リフォームのタケウチ、千歳烏山店です。

寒くなったり、暑くなったり、たくさんの雨が降ったり・・・
春の訪れと同時に気候の変動も激しいこの頃ですが、皆様体調など崩されてないでしょうか?雨の日が続くと、住まいの相談で多く寄せられるのが「雨漏れ」です。

雨漏れは予想外に突然起こるので、大変な事になる前に、屋根のメンテナンスがおすすめです。また今時期からの屋根・外壁のメンテナンスは、夏の暑さや、晩夏からの台風対策に向けても効果的!今回は屋根リフォームのポイントや屋根の種類についてお伝えしたいと思います。

20180315-01屋根

目次
1.屋根の葺き替え工事ってどんなもの?
・屋根のリフォームが必要な時っていつ?
・屋根工事には何が必要?
・どんな工事をするの?
・おすすめの時期ってあるの?
2.工事のときの注意点は?

1.屋根の葺き替え工事ってどんなもの?
・そもそも屋根のリフォームが必要なときっていつ?
屋根のメンテナンスは、一般的に塗装や部分補修をすることで、メンテナンスが可能です。ただ塗装の劣化が激しく、部分補修できなかったり、塗装が塗れなかったりした場合は、
屋根の材料を全て交換する必要が出てきます。これが「葺き替え」です。
そしてこの葺き替えのタイミングが遅すぎると、家を傷めてしまうことがあるんです!

以下のようなこんなときは要注意!皆様のご自宅は大丈夫ですか?
●築年数が15年以上で、一度もメンテナンスしていない
雨漏りしている、または天井に雨染みがある
雨、風の強いときに屋根から音がする
その他、傷みが目で見て分かる

20180315-02雨漏り雨漏れから浸水し、クロスのシミや浮きが発生している様子です。

ご心配の時は、塗装や補修で済むのか、葺き替えが必要かを一度ご相談いただいた方がいいかも知れません。
「まだ大丈夫だろう」という気持ちは要注意です。
そのままの状態にすると、屋根の下地が傷んで、屋根材の交換以上の大掛かりな工事が必要になってくることもあります。

・屋根工事には何が必要?
屋根の葺き替えに、まず必要なのは足場です!
外壁塗装と同じく、屋根の葺き替えでも足場が必要なので、外壁塗装と同時に屋根も工事をすれば、費用をまとめることができます。

20180315-03足場

また屋根の葺き替えには、雨どいを一度外す必要があります。
その際、今の雨どいを再利用することもできます。ただし、雨どいを再利用した後に雨どいの劣化がわかった場合は、
改めて足場をかけて雨どいの交換が必要になる為、劣化状況によっては、屋根の葺き替えと同時に、雨どいも交換してしまうことがおすすめです。

・どんな工事をするの?
屋根工事は大きく2種類あります。
その1:屋根材を撤去してから葺き替える方法
瓦屋根を葺き替える場合や、下地が傷んでしまっていたりする場合は、屋根材を撤去してから、下地を補修して工事する必要があります。その場合、産業廃棄物処理費や撤去費、補修費などがかかります。
屋根の下地の上に防水シートを貼り、屋根材を施工していきます。費用がかかる分、全てが新しくなるので、長持ちします。築年数と劣化具合により、屋根材を撤去して葺き替えるべきかどうかを判断基準します。

20180315-04葺き替え

その2:屋根材の上から被せて工事する方法
下地に問題がなければ、金属の屋根やスレート屋根を上から被せて施工することもできます。
今の屋根材にアスベストが含まれている場合には特におすすめな工法です。屋根材にアスベストが含まれる場合は、産業廃棄処理費が高額になる場合がある為です。

・工事のおすすめ時期ってあるの?
雨が降ると工事ができません。そのため、雨の多い梅雨や台風の時期はおすすめしません。工事期間は、下地工事が必要な場合で8日~14日ほどです。

2.工事のときの注意点は?
<近隣への配慮!>屋根吹き替え工事では、粉塵が舞うことにご注意ください。粉塵が舞うと、自宅はもちろん、近隣の家々の洗濯物などに付着し、トラブルの元になることがあります。私達スタッフが近隣の皆様へのご挨拶や、屋根の葺き替えをする期間をお伝えしに伺います。

20180315-05屋根イメージ

<工事状況のチェック!>工事中や工事後の状態を目で見て確認してみたいですよね。でも屋根の上に登って確認するのはとても危険です!施工業者の方が施工前、下地の状態、施工中、施工後の写真を撮ってくれますので、写真で確認しましょう。また写真を見て疑問に思ったことを業者さんに聞くことも大事な点です。せっかくのリフォームですから、満足・納得いくリフォームにしたいですよね。

20180315-06屋根塗装

<防犯対策!>意外と大事なのが、足場を立てたときの防犯です。夜間、立てた足場から侵入されるなんて経験は嫌ですよね。あまり使用しない部屋には補助錠をつけることで、より安心してリフォーム期間を過ごすことができます。補助錠はホームセンターなどで購入することができます。

<暑さ対策!>もし夏場、2階の暑さが気になるようであれば、この機会に換気棟にしてみてはいかがでしょうか?換気棟にすることで、屋根裏の熱を逃がし、2階の温度を下げることが可能です。こうした夏場暑さ対策も、足場を立てた機会に一緒にやっておきたい工事です。

20180315-07屋根換気棟

<担当スタッフとの打ち合わせ!>大切な植栽などがある場合は、しっかりと養生が必要です。事前に担当者に伝えしましょう!

20180315-08スタッフ

次回も引き続き「屋根の種類」をテーマに、実際の屋根材のメリットとデメリットをご紹介致します。お楽しみに!

記事:東京都世田谷区 リフォームのTAKEUCHI千歳烏山店