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これだけ知っておけば安心!
リフォームの瑕疵保険の特徴と注意点

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  • 2018.08.02
  • 杉並永福店

こんにちは!リフォームのTAKEUCHIです!
炎天の季節となり、家の中にいても暑く感じる日が続いていますよね。

中には暑さ対策としてリフォームを考えている人もいるのではないでしょうか。ただ、心配なのが工事に問題があった場合です!
そこで、その際に役立つ「リフォームの瑕疵保険」について解説していきます。

瑕疵保険イメージ

目次
1.加入するのは業者側!瑕疵保険の概要
2.要注意!リフォームの瑕疵保険には保証期間が存在する
3.これだけある!瑕疵保険のメリット
4.リフォームの瑕疵保険を上手に利用しよう!

 
1.加入するのは業者側!瑕疵保険の概要

瑕疵保険検査イメージ

そもそも、「瑕疵」とは何かというと、業者がリフォーム前に約束した性能や品質を確保できていない状態を指します。
たとえば、耐震化のリフォームを行ったのに工事後の検査で一定の基準を満たしていないと瑕疵だと見なされます。そして、そういう場合に補修費などを補償してくれるのがリフォームの瑕疵保険だというわけです。ただ、問題は瑕疵保険に加入するのは工事を発注する側ではなく、業者側である点です。

そのため、瑕疵保険を利用しようと思えば、それに加入している業者にリフォームを依頼するか、依頼する際に保険に加入してもらうかしなければなりません。瑕疵保険に加入している業者は住宅瑕疵担保責任保険協会のホームページで公開されています。

利用する場合は、工事ごとに加入する仕組みになっておりますので、弊社では、お客様から利用したいとのご要望があれば、加入することができますのでご安心ください。(保険に関わる費用はお客様のご負担になります。)

また、保険料金及び手数料は請負金額、増築の有無、工事内容、工事完了検査の回数などによって決まりますので、ご興味がありましたら担当までおたずね下さい。過去には、増築を行った案件、外壁のサッシを交換した案件などでお客様のご要望で加入した実績があります。

 

2.要注意!リフォームの瑕疵保険には保証期間が存在する

瑕疵保険工事イメージ

瑕疵に対する保証期間はトラブルの原因によっても変わってきます。

まず、耐久性が不十分だったり、雨漏りが発見されたりした場合の保証期間は5年です。つまり、5年が過ぎてから雨漏りが起きても保険は効かないというわけです。また、それら以外でも社会通念上必要とされるリフォームの成果が満たされていないと判断されれば、1年間だけ補償が認められます。

たとえば、コンクリート部分や水回りなどの工事に問題があった場合です。したがって、リフォームをした箇所に問題がないかのチェックはなるべく早く、念入りにしておくことが大切です。
耐震工事や外壁や屋根をやり替えるなど、比較的大きな工事を行う際にはリフォーム瑕疵保険に加入しておくと安心ですね。

 

3.これだけある!瑕疵保険のメリット

瑕疵保険調査イメージ

リフォームの瑕疵保険を活用するメリットは、単に「問題があった場合に補償がされる」というだけではありません。
検査は、第三者である専門の建築士によって行われるので、施工品質を確保でき、工事後のトラブル発生のリスクを軽減できます。

また万が一、業者が倒産しても保険会社からの補償は有効なので安心です。
これは工事完了後に欠陥が見つかった場合はもちろん、工事中に業者が倒産してもリフォーム代を補償してくれることを意味します。

わかりやすくまとめますと、お客様視点でのメリットとしては、
①瑕疵保険制度の加盟している業者であることの安心感
②第三者の建築士の検査が入ることで品質の確保
③リフォーム業者の倒産リスクの回避

逆にデメリットとしては、
①保険料金及び手数料のコスト面
②保険期間が短い
③検査が入ることで工期が長くなる

が挙げられます。

 

4.リフォームの瑕疵保険を上手に利用しよう!

瑕疵保険打合せ

リフォームの瑕疵保険を活用すれば、トラブルが起きた場合でも対応が可能になります。ただ、気をつけなければならない点がいくつかあるのも確かです。瑕疵保険の仕組みをよく理解し、上手に利用していきましょう。

記事:杉並区 リフォームのTAKEUCHI杉並永福店