スタッフ日誌

光熱費の節約に一役、
話題のエコキュートをご紹介します!

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  • 2018.08.30
  • 高崎店

8月ももう終わり。暦の上ではとっくに秋のはずですが、まだまだ残暑が厳しいですね。
こう暑いと、エアコンはまだしばらく欠かせない存在だと感じます。

こうして毎日エアコンを稼働させたり、汗を流すため頻繁にシャワーを浴びたりしていると、気になってくるのが光熱費についてです。
近年、少しでも光熱費を節約する方法として、「エコキュート」が話題になっているのをご存知でしょうか?

エコキュート

今回は、その「エコキュート」について、仕組みや導入のメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次
●エコキュートとは?その仕組みとメリット
●デメリットや、導入時に考慮すべきこと

●エコキュートとは?その仕組みとメリット
エコキュートとは、ヒートポンプ技術を利用して空気の熱でお湯を沸かす給湯器の総称です。
エコキュートはまず、大気中の熱を熱交換器で冷媒に集めます。次に冷媒をコンプレッサー(圧縮機)で圧縮してさらに高温化し、その熱を水に伝えることにより、お湯を沸かすという仕組みです。

エコキュート説明

「エコ」はエコロジーのエコ、「キュート」は英語の可愛いと給湯をかけたネーミングです。
エコ、という名の通り地球環境にやさしいのが特徴で、エコキュートは、冷媒にフロンではなく二酸化炭素(CO2)を使用しています。
また、太陽光や風力と同じ、尽きることのない再生可能エネルギーである「空気中の熱」を利用していることも、環境に良いとされる一因です。

空気中の熱を有効活用するエコキュートのメリットはもうひとつあります。
それは、少ないエネルギーで高効率な湯沸かしが実現できるという点です。
加えて、給湯には電気を使いますが、それも価格が安い夜間の電力を利用します。
これにより、給湯にかかる光熱費を今よりも削減することが可能になるのです。
そして、近年の防災意識の高まりから、断水時には貯湯タンクに貯まった水を非常用水として使えるという点も、大きなメリットとして考えられるようになってきました。
その他にも、冬はエコキュートで暖めたお湯を、床暖房などに利用することが可能です。

 

●デメリットや、導入時に考慮すべきこと
エコキュートにはたくさんのメリットがある一方、デメリットも存在します。
導入を検討する際には、その点も理解しておく必要があるでしょう。

まずひとつめのデメリットですが、使い方によっては「お湯切れ」が起こりやすい、ということが挙げられます。
エコキュートのヒートポンプユニットはガス給湯器と異なり、お湯を沸かすのに少し時間がかかります。
そのため、あらかじめ沸かしておいたタンク内のお湯を使い切ってしまうと、次にお湯が使えるようになるまでに一定時間待つ必要があるのです。
タンク容量の多い製品を選ぶなど対策は立てられますが、来客時など、普段より多くのお湯を使った場合に不便が生じる可能性があることは覚えておきましょう。

そして2つ目のデメリットは、ヒートポンプユニットから発する機械音です。
エコキュートは電気代の安い夜間に、ゆっくりと時間をかけてお湯を沸かします。
つまり、夜間に長時間、動作音が響いてしまうということです。
エアコンの室外機に似た「ブーン」という低周波音が、自分や家族だけでなく、ご近所に影響を及ぼす可能性もあります。

エコキュート足場

またもうひとつ、設置スペースを検討する事をお忘れなく。エコキュートは貯湯タンクが大きいためスペースの確保はもとより、搬入経路なども十分確認する必要があります。スペースにゆとりがない場合は、スリムタイプのエコキュートを選択いただく事が良いと思います。

エコキュートには、光熱費の節約以外にもさまざまなメリットがあります。
お得な電気料金プランや、他のリフォームと組み合わせることによって、さらなる相乗効果を望むことも可能です。
住宅環境や家族構成、そして生活スタイルを十分考慮した上で、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

リフォームのTAKEUCHIスタッフが、お客様の暮らしにぴったりのエネルギープランについてもご相談を承ります!

記事:高崎市 リフォームのTAKEUCHI高崎店