マンションのリノベーション費用・価格はどのくらい?
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- 2018.10.26
- 成増店
こんにちは!リフォームのTAKEUCHIです。
全国で猛暑を記録した今年の夏でしたがすっかり秋の気配が漂い、紅葉の便りも間もなくでしょうか。これから寒くなる季節、住まいも冬支度をバッチリして備えたいものですね。
さて、今回のテーマはマンションのリノベーションです。
当社リフォーム実例:<詳しくはこちら>
元の機能性を復活させることが目的のリフォームと違い、リノベーションは、大規模な改修によって新築時よりも機能性を向上させたり付加価値を与えることを目的としています。築古となったマンション物件でも、思い切ったリノベーションによって、最新マンションのような物件に生まれ変わることができます。ここでは、気になるリノベーションの費用目安についてご紹介します。
●マンションリノベーションにかかる費用
●リノベーション検討前に調べて!マンションの構造
●マンションリノベーション施工事例
●マンションリノベーションにかかる費用
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一般的に、マンション物件のリノベーションにかかる費用の相場は300万円から1000万円程度です。
かなり費用の幅が広くなっていますが、これは「どこを、どれくらいリノベーションするのか?」によって生じる差です。
たとえば、リビングと台所が分離しているマンション物件を、LDKタイプに間取り変更してリノベーションするといった部分的なものでは、費用も300万円程度で収めることができるでしょう。しかし、リビングだけでなく、寝室・子ども部屋、風呂やトイレ、玄関などマンション物件全体をリノベーションする場合は、1000万円を超える費用がかかることもあります。加えて、物件の間取りを変更するものや、キッチンや風呂などの水廻りを作り替えるような大規模なリノベーションでは、特に費用は高くなる傾向があります。
また、ご高齢の親御さんと同居を考えているようなケースでは、床面全体のバリアフリー化が必要になることがあります。逆に、相続したマンション物件を若年世帯向けにリノベーションするようなケースも大規模な改修になるため、リノベーション費用は高くなるでしょう。
●リノベーション検討前に調べて!マンションの構造
リノベーションにかかる費用の算出には、材料、設備の仕様、デザイン性、そして改修する範囲などが影響します。そして、その改修する範囲に大きく影響するのが「構造上撤去できる壁かどうか」という点です。特に、リビングと台所を繋げてLDKにする、二部屋の仕切りを撤去して大きな子ども部屋にするなどを目的とした壁の撤去は、マンションの構造によっては不可能な場合があります。
鉄筋コンクリート造のマンションの構造は、大きく2種類に分類され、そのひとつが「ラーメン構造」です。ラーメンとはドイツ語の「枠」という意味で、床・柱・梁によって強固な枠を作った構造のことを指します。そしてもうひとつは「壁式構造」で、これは床板と壁板で箱を作り、建物を支える仕組みです。
この2つの構造を比べたとき、大規模なリノベーションをするのに向いている、といえるのは、ラーメン構造で建てられた物件です。低層マンションに多い壁式構造では、構造体の壁は建物を支えているために、撤去することができません。また、住戸内に構造壁が存在する場合もあります。壁を全部取り払って広々暮らしたいという方には不向きです。
一方、ラーメン構造では、通常は住戸内に構造壁がないため、壁の撤去や新設が比較的自由に行えます。思い切った間取り変更も可能なケースが多いです。つまり、「どこを、どれくらい」が費用を決めるマンションリノベーションにおいては、「どこまで改修が可能な構造であるのか」という点も、費用の目安を立てる参考になるでしょう。
●マンションリノベーション施工事例
タケウチで施工を行った実例をご紹介します。
築45年超えのマンションにお住まいの方から「4年後の退職を機にリノベーションしたい」とご相談をいただき、まずはお客様のお話をじっくり聞かせていただきました。4年後とのお話しではありましたが、ご希望のイメージをうかがった上で、一度プランと概算見積りを出させていただいて、お客様ご自身ゆっくりとどのようにされたいがご検討いただきました。
そして4年後、そろそろ時期がきたのでリフォームしたいのでとご連絡いただきました。
お客様のご要望は、もう大きくリフォームすることはないので全体的にしっかりとしたいとのことでした。希望の詳細としては、荷物はもともと少ないし、今後も増やす予定はないので、収納は最小限とのことでした。対面キッチンにしたい、床暖房を入れたい、広いLDKにしたいとのお話もいただきました。
全体的にしっかりとのことでしたので、専有部分の配管更新させていただき、水まわりは最新の機器をご提案。対面キッチンにするにはマンションの構造上難しいので家電収納兼作業カウンターを提案しました。床暖房は一番長く過ごされるLDKにガス温水式床暖房を提案しました。広いLDKにするために、キッチンとの隣の壁をなくし、さらにもう一つの部屋との開口もできる限り広くしました。
水まわりは毎日使うところだから自分らしさを表現することができれば、日々の暮らしはもっと楽しく快適になると思い、お客様がお好きそうな雰囲気に仕上げました。水まわりのアイテムは見た目だけではなく、品質や安全性も重要なポイントになるので、私たちは、お客様に合ったメーカーをご提案させていただいております。
内装はお客様好みの濃い色をメインにして、全体的に暗くなりすぎないように壁紙の色をご提案しました。長い間使っていただける落ち着いた空間に仕上げました。LDKが広くなって床暖房も入りゆっくりとくつろげる空間になりました。
リノベーションのいいところは、このように細部にわたるまで、「お客様の暮らし方」に合わせた住まいをつくることができます。
1.新築の注文住宅よりリーズナブルで自分好みのスタイルにすることができる
2.家族のライフスタイルに合わせてプランニングできるので暮らしに合わせてできる
3.古いものを残すこともできるので家族の思い出が残せる
一生に何度もすることではありませんので、じっくり考えていただくことがおすすめです。
今回はマンション物件をリノベーションする際の費用目安や、算出するポイントについてご紹介しました。
リフォームのTAKEUCHIは「しんせつパートナー」として皆さまの「こんな住宅に住みたい」という要望にお応えしております。マンション物件のリノベーションを検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。