スタッフ日誌

床暖房の仕組みと種類について

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  • 2018.11.01
  • ときわ台店

こんにちは!リフォームのTAKEUCHIです。
秋晴れの心地よい季節になりました。連日の猛暑はどこへやら、特に朝夕はめっきり涼しくなってきましたので、体調管理にはお気をつけください。
さて、秋が深まるにつれて、そろそろ冬支度をしようかとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。今回は、優しい暖かさが人気の床暖房について、その仕組みと特徴、種類をまとめてみました。
ご検討されている方は、ぜひ参考になさってください。

床暖房事例1

目次
●床暖房が気持ちよくお部屋を暖める仕組み
●床暖房の種類とそれぞれの長所、短所
●床暖房を導入されたお客様の声

●床暖房が気持ちよくお部屋を暖める仕組み
床暖房が稼働しているお部屋へ入ったとき、独特の心地よさを感じたことはありませんか?温風式の暖房機器と比較して、一体何が異なるのでしょうか。

床暖房仕組み

ファンヒーターやエアコンなどの温風式暖房機器は、高温に熱した空気の流れを作ることでお部屋を暖めます。対して床暖房は、床下全体に温水や電気を通すことで室温を上げる仕組みです。
床暖房により発生した熱は、部屋の壁や天井に反射して、じわじわと室温を上昇させます。加えて、暖かい床と接地している足へも直接熱が伝わるので、効率的でムラのない暖房が可能なのです。
体に良いとされる頭寒足熱が保たれるため、床暖房の効いた部屋で長時間過ごしても、頭がぼーっとすることは少ないでしょう。また、温風の対流がないため空気が乾燥しないこと、無臭であること、ほこりの舞い上げがないことなども快適さの要因です。

また、暖房器具には他にも燃焼式のものがありますが、床暖房ではこの燃焼式暖房器具で発生する水蒸気もありません。冬場に気になる結露やカビ、ダニの発生原因を作らないことも利点と言えます。

床暖房では暖房機器をお部屋に置く必要がありません。インテリアの邪魔をしないことはもちろん、小さなお子様やご高齢の方、ペットがいらっしゃるご家庭でも安心してお使いいただけるでしょう。

●床暖房の種類とそれぞれの長所、短所

床暖房工事中

床暖房には、大きく分けて電気ヒーター式と温水循環式の2種類があります。ご自宅に最適な床暖房を選択するために、それぞれの特徴をしっかり理解しておきましょう。

電気ヒーター式は、床下にヒーターを敷設し、電気を流すことでお部屋を暖めます。比較的安価で導入でき、リフォームでも設置しやすい種類です。
ただし、特に立ち上がりの際に大きな電力を要するため、電気代は高くなる傾向があります。電気代の安い深夜に蓄熱する「蓄熱式床暖房」の採用を検討してみるのもいいでしょう。
日当たりのよいお部屋など、温度が高くなった部分だけ発熱を抑えられ、より効率的な「PTCヒーター式」などもあります。

一方の温水循環式は、床下で温水を循環させる仕組みです。温水床暖房の熱源としては主にガスと電気があります。設置する面積が広い場合は、ガス温水式の方が早く暖まるため、ランニングコストは割安です。

電力による温水式床暖房では、大気中の熱を利用して温水を作り出す「ヒートポンプ方式」が用いられます。設置にかかる初期費用は高くなりますが、後々かかる光熱費は節約できるでしょう。
さらに近年、ガスと電気を組み合わせたハイブリッド方式も、より効率的で省エネルギーな床暖房として注目を集めています。

●床暖房を導入されたお客様の声

床暖房事例2

床暖房のご紹介をする時に多くのお客様から「床暖房って高いでしょ?」というお言葉をいただきます。でもそんなことはないです!
特に床の張り替えを検討されている場合ですと、設置工事も簡単で、新規のフローリングの下に床暖房のマットを敷きこむだけです。工期も6畳程度でしたらプラス1日程度で済みます。

床の張り替えをご希望の際には積極的に床暖房のご提案をさせていただいてます。「贅沢品・・・」というイメージがあるかもしれませんが、暖房に使う光熱費を考えるとそんなこともなく、設置いただいたお客様は手放せなくなるほど、床暖房は非常に満足度の高い商品です。
ぜひ、床の貼り替えの際には導入のご検討をされてみてはいかがでしょうか?

大変心地よくお部屋を暖めてくれる床暖房。ご自宅に最適な床暖房を選択するために、より詳しいご相談に乗らせていただくことも可能です。今から準備して、この冬を快適に過ごしてみませんか。

記事:板橋区常盤台 リフォームのTAKEUCHIときわ台店