リノベーションとリフォームの違いとは?
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- 2018.11.22
- 千歳烏山店
こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
11月も後半に入り、クリスマスや年末年始のムードが高まってきましたね。「来年こそは、リフォームして住まいをキレイにするんだ!」などの計画をされてる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、リノベーションとリフォームの違いについて、比較しながらお話しします。
●リノベーションとリフォームの違いはどこにある?
●リノベーション、リフォームを比較すると
●リノベーションとリフォームの違いはどこにある?
リノベーションとリフォームの違いは、特に法律で決められているわけではありません。どちらも家を改修工事をすることですが、一般的には改修の目的によって使い分けられています。
ざっくりと分けるとこのようなイメージになります。
「リノベーション」
ゼロに近い状態から、住む人の暮らしに合わせてつくり替え、機能や価値を向上させた改修。
「リフォーム」
機能を回復させることが目的で、壊れたり老朽した部分を、きれいに元の状態に戻すイメージの改修。
リノベーションは、「機能の向上」や「新しい価値を生むこと」を目的としていて、既存よりもグレードアップした空間へと改修することを言います。例えば、隣合った部屋の間仕切りを撤去してひとつの部屋にする、バラバラだったキッチンとリビングを合わせてLDKにする、といった改修工事や、段差を無くし全てフラットにするようなバリアフリー工事などが該当します。綺麗にするだけでなく、改修することで機能や価値を向上させるのがリノベーションです。
●リノベーション、リフォームを比較すると
では、リノベーションとリフォームを、工事費や工事期間の違いから比較してみましょう。
工事費は、工事をする範囲が増えると当然高くなります。リフォームでは部分的な改修に留まることが多いため、費用は数十万円~数百万円の価格帯が標準的です。しかし、リノベーションではどうしても改修の規模や範囲が大きくなるため、数百万円~一千万円以上かかることもあります。ただし、リフォームでも広い範囲を改修するのであれば、リノベーションと同じように高額になるでしょう。
工事期間の面でも、部分的な改修が多いリフォームでは数日~1週間もあればで終わることがほとんどですが、リノベーションは1ヶ月~数ヶ月と期間も長くなります。範囲が広く、工期が長くなるようであれば、仮住まいを検討する必要があるかもしれません。
また、これはどちらにも言えることですが、リノベーションやリフォームをする際は建築基準法を遵守する必要があります。そのため、新しい耐震基準を満たしていない場合は耐震性の向上も検討したほうがよいでしょう。見た目や使い勝手だけでなく、安全性についても配慮することをおすすめします。
こうしてリノベーション・リフォームを比較してみると、メリット・デメリットはそれぞれありますが、皆さまどんな方でも、生涯でそんなに「リフォームする機会」が頻繁にはないと思います。
はじめは「キレイになればいいわ…」と考えていた方でも、実際に相談をして、10年20年先を考えると「リノベーションに近い改修になった」という方は多くいらっしゃいます。写真の実例も、きっかけは外壁塗装の補修でしたが、不便な点や、将来の暮らしのイメージをうかがううちに、“リノベーション”へのプランとなり、念願だった対面キッチンと明るいLDKにとても喜んでいただけました。
せっかくのリフォームですからキレイになるのはもちろんですが、今後の生活スタイルや理想の暮らしをイメージして、遠慮なく、私たちリフォームのTAKEUCHIまでご相談下さい。
じっくり丁寧に、ご要望をおおうかがい致します。