自分でもできる?ウォシュレットの取り付け方法とは
- リフォーム・リノベーション
- 施工
- 2019.04.18
- 王子店
こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
4月も半ばを迎え、春らしいうららかな陽気が感じられると、散歩やお出かけをしたい気持ちがムクムクと湧いてきますね。
さて、今回はウォシュレットの取り付け方法についてお届けします。温水でお尻を洗浄できるウォシュレットは、冬場だけではなく、暖かくなってきた春先にも手放せないという方が多いかもしれません。実は、基本的な手順やポイントを知っていれば、自分で交換や取り付けもできるものなのです。急な故障でお困りの方や、新規の取り付けを検討している方も、参考にしてみてください。
●ウォシュレットの取り付けで気を付けたい点は?
●ウォシュレットの基本的な取り付け方法
当社リフォーム実例:床面から浮き上がったフロートタイプのトイレ。掃除もしやすく、間接照明が高級感を演出。床・壁の内装も清掃性が良いものを選びました。
■ウォシュレットの取り付けで気を付けたい点は?
当社リフォーム実例:タンクレストイレへ交換。壁は珪藻土を使い、左官仕上げをしました<詳しくはこちら>
自分でウォシュレットの取り付けを行うときに、事前に確認してもらいたいポイントがいくつかあります。
まずは、トイレ内にアース端子のあるコンセントがあるかどうかです。仮にトイレ外の電源から延長コードでつなぐと、水がかかりやすくなり、感電や漏電の危険性が高まります。安全面を考えると、やはりトイレ内にコンセントを用意するのがおすすめです。使用の際は、アース線をアース端子につないだ上で、コンセントと電源プラグを接続してください。
コンセントとアース線以外にも、トイレ本体のタイプで設置できるか、できないかも確認が必要です。
トイレには、ウォシュレットの取り付けができるタイプと、そうではないタイプがあります。取り付けが可能なタイプには、三角のタンクが付いた「隅付タンクトイレ」や、便器と便座をお好みで選べる「組み合わせトイレ」、本体内部にタンクがある「ワンピーストイレ」などがあります。ウォシュレットの取り付けには、別途、部品が必要なトイレもあるので、事前に確認しておきましょう。
また、元の便器にひびが入っている、故障したウォシュレットが取り外せない、といったケースでは、無理に着脱すると便器そのものが壊れてしまう心配もあります。無理をせず、専門の業者に作業を依頼するのが得策と言えるでしょう。安心して使えるように整えることが、より快適なトイレ環境につながります。
■ウォシュレットの基本的な取り付け方法
次に、ウォシュレットの取り付け手順をご紹介します。
作業前には、使用するドライバー、モンキーレンチなどの工具や雑巾に加え、説明書をよく読んで、必要な取り付け部品も用意してください。
1.トイレの止水栓を閉めます。水があふれてくるので、閉め忘れに注意が必要です。
取り付けの際には、止水栓の下に、水受けを用意すると安心です。
2.トイレの給水管を外します。出てきた水を拭き取る雑巾などを用意しておきましょう。古いウォシュレットと、その分岐器具も取り外します。
3.新しいウォシュレットの分岐器具を取り付けます。このとき、付属された新しいパッキンをはさみ込みます。
4.分岐器具とタンクをつなぐフレキシブル管を取り付けます。タンク側は、ボールタップ本体が回ってしまわないように注意しながら、接続していきます。止水不良となる場合もあるので、傾いた状態で取り付けないように気を付けましょう。
5.既存の便座は取り外し、便器にベースプレートを取り付けます。
既存の便座を取り外し、ベースプレートを取りつけていきます。
6.ベースプレートに、ウォシュレットを設置します。
7.分岐水栓に給水ホースをつなげ、止水栓を開けます。
8.電源プラグをコンセントに接続し、問題なく使用できるかを確認します。配管接続部からの水漏れがないかなどをチェックしてください。
ウォシュレットは、トイレの快適性を大きく左右するものです。取り付けについて少しでも「難しそう」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。リフォームのTAKEUCHIでは、ウォシュレットの取り付けをはじめとする、皆さまの「こんな住宅に住みたい」というご要望にお応えしています。ちょっとした住宅のお困りごとにも、プロならではの知見でプランのご提案をいたします。