外壁材の種類や特徴はどんなもの?
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- 2019.05.23
- 西武練馬店
こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
強い日差しで初夏を感じる日も増えてきましたね。そろそろ梅雨の時期に入ります。
梅雨はじめじめとして気分が上がりませんが、建物にとっても、雨は汚れたり、傷みが早くなったりするのであまり良いものではありません。古くなった外壁は、ヒビや劣化したシーリングの隙間から雨水が浸入してしまうからです。
外壁から雨水が入るとカビや腐食の原因となり、住んでいる人の健康を害し、さらには建物の寿命を縮めてしまうおそれがあります。
今回は、代表的な外壁の種類や特徴をお話します。これを機に、一度ご自宅の外壁について考えてみてはいかがでしょうか。
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●外壁材は窯業系サイディングが主流
●その他の外壁材と色選びの注意点
●外壁材は窯業系サイディングが主流
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住宅の外壁材には種類がさまざまありますが、現在使用される外壁材の8割以上がサイディングです。そしてこのサイディングにも数種類あり、主流の窯業系サイディングに加え金属製や木製のものがあります。
窯業系サイディングとは、セメントを主原料として繊維質や混和材を練り混ぜて成形、硬化させた板状の外壁材です。軽くて防火性能に優れています。
デザインの豊富さが特徴で、平たんなもの、タイル・石・レンガ調、塗り壁調、金属サイディングに似せたものなど、選ぶのに迷ってしまうほどバリエーションが豊かです。
価格帯は比較的安価なものから高価なものまで用意されています。価格の違いの一つは機能性の差によるもので、例えば雨により汚れを浮かび上がらせる親水コーティングや、酸化力で汚れを分解する光触媒コーティングを施したものなどがあります。
また、サイディング材の厚さによっても価格に違いが出ます。厚さは耐久性や質感に差があるだけでなく、留め方も異なります。厚さは14、15、16mmが一般的で、14mmは釘留め、15mmや16mmは金具留めです。釘留めは釘の頭が見えてくることや釘の頭から錆びてくるデメリットがあり、耐震性においても金具留めが有利といえるでしょう。
●その他の外壁材と色選びの注意点
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サイディングで次に多いものは金属サイディングです。金属サイディングの代表的なものは、ガルバリウム鋼板という鋼板にアルミと亜鉛をめっきした合金です。錆に強く、耐候性に優れた軽くて扱いやすい材料で、水分の吸収もないため凍害に強く、シャープな見た目で最近人気が出てきています。
サイディング以外では、昔から使われているタイルも根強い人気があります。タイルはサイディングに比べてコストが高くなりますが、魅力はやはり焼き物特有の質感や風合いで、優れた耐久性がメリットです。
このように外壁材にはそれぞれ機能面での特徴があります。選ぶ際にはデザインだけでなく、機能性や耐久性も考慮して選びましょう。
さらに、外壁選びの重要な要素が「色」です。色やデザインをサンプルで確認しながら選ぶときには、屋内の照明の下と屋外では色の見え方が変わることに注意しましょう。必ず屋外の太陽光の下でも確認するようにしてください。
また、小さいサンプルと実際の大きさとでも色の見え方は異なります。カラーシミュレーションでの確認や、同じ外壁材で造られた家を見ておくことも有効です。
外壁のリフォームを考える際には種類、デザイン、色もさまざまで迷ってしまうと思いますが、機能性や耐久性といった要素を十分検討して選びましょう。
リフォームのTAKEUCHIでは、外壁のリフォームに関してもアドバイスやご提案をすることが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。