スタッフ日誌

自分で簡単にできる防音・遮音対策とは?

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  • 2019.06.13
  • ときわ台店

こんにちは!リフォームのTAKEUCHIです!

今年もとうとう梅雨入りですね。雨の日が続くこの時期には、元気を持て余した子供たちが家の中をバタバタと走り回っているというご家庭も少なくないでしょう。マンション住まいの方はとくにそんなときにふと頭をかすめる、「子供が騒いで、ご近所の迷惑になっていないか?」という不安。そこで今回は、普段の生活で発生する身近な音の、防音・遮音対策についてご紹介します。

20190613photo01当社リフォーム実例:全面リフォームで間取りを変え、各部屋がつながる一周できる間取りにしました。お孫さんたちもよく遊びにくるそうです。<詳しくはこちら>

目次
●どんな音が迷惑?防音対策しておきたい身近な騒音
●こんなときはどうする?お悩み別の防音対策

●どんな音が迷惑?防音対策しておきたい身近な騒音
マンションやアパートなどの集合住宅は、隣人同士で生活音の問題が発生しやすい環境にあります。環境省の平成28年騒音規制法施行状況調査によると、生活騒音発生源の大半は、洗濯機や冷蔵庫などの電気機器をはじめ、人の声や足音、楽器やオーディオなどの音、ペットの鳴き声などが占めています。(参考:環境省リーフレット 互いの思いやりで騒音のない社会を

どれも、生活上回避しづらい身近な音ばかりであることがわかります。隣近所とのトラブルを防止し、互いに気持ちよく暮らしていくためにも、生活音にはしっかりとした配慮が必須です。

防音対策には主に4つの方法があります。まず「遮音」は音を遮断し、外部へ音を漏らさないこと。それと対になる「吸音」は、音を吸収することで反響音を小さくします。「制振」と「防振」は振動の伝わりに関連することで、制振は振動を減衰させ、防振は振動を伝えないようにします。

20190613ill01

音には空気を通じて伝わる空気伝搬音と、固体を通じて伝わる固体伝搬音、その両方を含む音があり、一般に、空気伝搬音に対しては遮音と吸音、固体伝搬音には制振と防振が効果的と言われています。防音対策にはそれぞれの音の性質にあった対策を講じることが重要です。

 

●こんなときはどうする?お悩み別の防音対策
次に、お悩み別の効果的な防音対策をご紹介します。

・子供が走る足音
子供の足音には、床へ伝わる振動を軽減する防音マットやコルクマット、防音カーペットを敷く方法がおすすめです。本格的な対策としては、床材の下に空間を作る二重床を設置する方法もあります。

・話し声や電化製品などの音
洗濯機や冷蔵庫の音には、脚部に防振ゴムを敷き、振動を抑える方法が有効です。壁が薄い場合には、背の高い本棚を壁際に置くなど、家具の配置を見直すことでも音の伝わりを抑えられます。遮音シートや吸音材を壁に貼る方法もあり、DIYによる設置も可能です。家具の移動音はカーペットなどの設置や脚カバーの取り付けにより軽減できます。

20190613photo03当社リフォーム実例:床は防音面でも効果が高く、ヒヤッとしにくいコルク素材にしました。<詳しくはこちら>

・ペットが立てる音
ペットの鳴き声には、防音シートなどによる壁や天井への対策に加え、窓には防音カーテンを取り付けるとよいでしょう。足音に対しては防音マットなどを敷き、床に伝わる音を抑える方法が効果的です。

・楽器の音
天井・壁をはじめ、防音ガラスや二重窓も取り入れた窓への対策のほか、防音カーペットや防音カーテンにより吸音効果を上げる方法があります。
ドラムやピアノは床に響きやすく、より念入りな対策が必要です。場合によっては防音室の設置も検討しましょう。

20190613photo02当社リフォーム実例:防音・防犯面も効果的な二重サッシを採用。乳白の合わせガラスで、カーテンが無くてもプライバシーが守れます。<詳しくはこちら>

自分で簡単に行える防音方法もありますが、より本格的な対策には、やはりプロの手を借りるのが得策です。リフォームのTAKEUCHIでは、お客様のニーズに合った効果的な防音対策をご提案しています。騒音の心配から解放され、快適な住環境を手に入れたい方はぜひご相談下さい。

 

記事:板橋区常盤台 リフォームのTAKEUCHIときわ台店