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リフォームの瑕疵保険って?気になるメリットとデメリットをご紹介

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  • 2019.07.11
  • 千歳烏山店

こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
もうすぐ夏本番、海開きに川遊び、花火にお祭りと、楽しみなことも満載ですね!

さて、今回はリフォームの「瑕疵保険」についてご紹介します。

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ご質問をよくいただきますが、あまり聞きなれない言葉ですよね。リフォームを行った後、まれにですが住宅に欠陥が見つかることがあります。このリフォーム後に見つかった欠陥の補修費用を補償してくれるのが瑕疵保険。
また、2019年6月3日より申請がスタートした「次世代住宅ポイント制度」の項目にも「リフォーム瑕疵保険への加入」があります。

どのような内容のものなのかや、メリットデメリットについて見ていきましょう。

目次
●リフォームの瑕疵保険の内容とは?
瑕疵保険のメリット・デメリット

●リフォームの瑕疵保険の内容とは?

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リフォームの瑕疵保険は、検査員による「検査」と、瑕疵(ミスや欠陥)があった場合の「補償」がセットになっています。検査は建築士の資格を持った第三者の検査員が行いますので、利害関係のないプロの目でチェックされることになります。
そして、この検査で万が一瑕疵が見つかった場合は、リフォーム会社が補修工事をします。補修に必要な費用は保険会社からリフォーム会社に支払われるため、施主(リフォームを発注した人)が負担する必要はありません。例えば、雨漏りを直す工事をしたのにもかかわらず雨漏りが止まらなかった場合、費用を負担することなく修理の依頼をすることができます。

また、仮にリフォーム会社が倒産した場合でも、施主に保険金は支払われるため、リフォーム工事は保証されます。ただし、対象となるリフォーム業者は5社ある保険会社のいずれかに登録している必要があり、なおかつ施主は保険に必要な費用について負担しなければなりません。保険に必要な費用とは保険料と検査費用で、工事費や工事の内容にもよりますが、3万円〜7万円程度が必要になります。

 

●瑕疵保険のメリット・デメリット

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・【メリット】品質の良い工事が期待できる
リフォーム会社が瑕疵保険を提供するためには、まず保険会社の審査を受けなければなりません。つまり、瑕疵保険を提供している業者は信頼できる業者の可能性が高い、ということです。また、リフォームの工事内容も、保険会社の技術基準に適合していることが求められるため、質の高いリフォームが期待できます。さらに、利害関係のない第三者の建築士が工事の検査を行うため、安心感もあります。
瑕疵保険を使わないリフォームでは工事に細かい基準がなく、検査も義務化されていないことがほとんどです。そのため、リフォームは技術水準や工事の品質が一定の基準を満たしている、と判断できる業者に依頼することをおすすめします。

・【デメリット】リフォーム工事は保証期間に注意
一方で、もし瑕疵があった場合に、保証してもらえる保険期間が比較的短い、という問題があります。リフォームの瑕疵保険は、何かあったときの費用保証はもちろん、品質の高い工事が行われるかどうかの判断基準にもなります。できれば、リフォームは瑕疵保険に加入している業者へ依頼すると安心でしょう。

リフォームのTAKEUCHIも、瑕疵保険への加入について案内しております。ぜひお気軽にご相談ください。

記事:世田谷区南烏山 リフォームのTAKEUCHI千歳烏山店