スタッフ日誌

床暖房の使用にかかるガス代の相場は?特徴と節約方法

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  • 2019.08.29
  • 高崎店

8月も終盤を迎え、まだまだ気温は高いものの、少しずつ夏も終わりに近づいてきています。暑さによる疲れで体調などを崩してはいませんか?くれぐれもご自愛ください。

さて今回は、これから寒い時期を迎えるにあたって、足元から体を温める床暖房の情報をお届けします。床暖房には、心地よいぬくもりで室内を暖め、乾燥やハウスダストを防ぐといったメリットがあります。
しかし長く使い続けることを考えれば、導入にかかる費用だけでなく、光熱費などのランニングコストも気になるという方は多いかもしれません。実は、種類や使用する燃料によっても床暖房の光熱費には差が生じます。今回は、床暖房の中でもガス式温水床暖房の特徴とガス代の相場、節約方法についてご紹介します。

床暖房施工実例当社リフォーム実例:フローリングをはりかえ、床暖房を導入しました。部屋間の敷居もなくなり広々とした空間になりました。

目次
●床暖房の種類とガス温水床暖房の特徴は?
●ガス床暖房を使うときのガス代の相場と節約術

●床暖房の種類とガス温水床暖房の特徴は?
床暖房は、長く使い続けることを考え、住まいの環境に合った種類を選ぶことが重要です。
床暖房の種類は、電気式床暖房と温水式床暖房の2つに大別されます。床パネル内部の電熱線を電気で発熱させる電気式床暖房は、設置費用が比較的リーズナブルである反面、かかる電気代は高めです。また接触部分が44~45℃と高温になることもあり、低温やけどを起こすケースも見られます。
一方、床下のパイプに温水を循環させる温水式床暖房は、設置の際の工事日数や費用は電気式よりかかるものの、月々かかる光熱費の面でお得です。接触部分の温度は40℃程度とあって、低温やけどの危険性もほぼありません。

床暖房仕組み画像当社リフォーム実例:温水式の床暖房の専用パネル。筋に沿って温水が流れ、床を温めます。

この温水式床暖房の主な燃料には、電気とガスが挙げられます。
部屋が暖まるまでに時間がかかるといわれる床暖房ですが、ガス式の温水式床暖房はスイッチを入れてからの立ち上がりが比較的早いため、スピーディに部屋を暖められます。また、省エネタイプのガス給湯器であるエコジョーズと一緒に設置する場合には、電気式の省エネ給湯器であるエコキュートと比べて、導入費用が半分程度とリーズナブルです。広い範囲を効率よく暖めたいご家庭では、ガス式の温水式床暖房がおすすめであるといえるでしょう。

●ガス床暖房を使うときのガス代の相場と節約術
床暖房コスト
ガス式の床暖房にかかるガス代は、導入時に気にされる方が多い点です。ガス式床暖房の使用に発生するガス代は、部屋の広さによっても異なります。
都市ガスの場合、1か月あたり8畳で約4,000円、10畳で約4,600円、12畳で約5,600円、16畳で約7,500円が目安とされます。火力の強いプロパンガスは、ガス会社によって差があるものの、都市ガスよりも2倍程度、料金が高いといわれています。

ガス式床暖房のガス代は、ちょっとした工夫で節約することが可能です。
例えば、スイッチのオン、オフを頻繁に繰り返さないことが挙げられます。床暖房の立ち上げ時には大きなエネルギーが消費されるため、つけっぱなしのときと比べて、約5倍のコストがかかるといわれているので注意しましょう。可能な限り、継続して使用することをおすすめします。
また床暖房は、床からの暖気が対流することで部屋全体を暖めます。そのため、床にカーペットを敷かないことも、効果的に床暖房を使用する方法のひとつです。
床暖房は、通常30分~1時間程、余熱で暖かさが持続します。就寝や外出時には、早めにスイッチを消すことも節約につながります。帰宅前や就寝前にタイマーを設定しておけば、快適かつ効率的に床暖房を活用できるでしょう。

よりスピーディに室内を暖めるガス温水床暖房は、寒い冬を快適に過ごす上でぜひおすすめしたい住まいの設備です。床暖房の施工実績が豊富なリフォームのTAKEUCHIでは、お客さまの住まいに合わせた床暖房のリフォームを行っております。ぜひお気軽にご相談ください。

記事:高崎市上中居町 リフォームのTAKEUCHI高崎店