建物のリフォームローンの審査について
- リフォーム・リノベーション
- プランニング
- 2019.09.12
- 千歳烏山店
こんにちは!リフォームのタケウチです。
朝夕の暑さが少しずつ和らぎ、よく晴れた日の夜空には美しい中秋の名月を見られる季節が巡ってきました。日々の生活では、リンゴや柿、松茸、栗といった旬の食材も見かけるようになり、秋の到来を感じさせます。
さて、これから来る冬に向けて、住まいの寒さ対策を考えている方も多いのではないでしょうか。寒さを快適に乗り切るためのリフォームをしたいけれど、費用をまかなうのが大変という方に検討してもらいたいのが、リフォームローンです。
今回は、資金面の強い味方であるリフォームローンを申し込んだ後、行われる審査の流れや審査内容についてお伝えします。
●リフォームローンの審査の流れと必要書類
●リフォームローンの審査内容と通らないときの理由
●リフォームローンの審査の流れと必要書類
金融機関でリフォームローンを申し込んだ後、最初に行われるのが仮審査です。インターネットや電話、郵送、窓口などで必要な申告や書類の提出を行い、返済が可能かどうかの予備的なチェックを受けます。
申込時に必要とされる申告や書類は、金融機関によって異なります。本人確認資料や世帯・勤務先情報、収入、借り入れ希望金額をはじめ、場合によっては源泉徴収票などの収入を証明できる書類も求められます。審査にかかる日数は3日程度が目安です。
仮審査を通った後は、通常1~2週間をかけて本審査が行われます。本審査では、仮審査よりも多くの書類の提出が必要です。例えば、勤続年数の確認に使用される健康保険証、収入を確認できる給与明細書や課税証明書、建物・土地の所有を証明する権利書や登記事項証明書、資金の用途を確認できる見積書やリフォーム業者と交わした工事請負契約書などが挙げられます。
必要な書類が不明な場合には、審査をスムーズに進めるためにも、各金融機関へ事前に確認しておきましょう。本審査を無事通過すれば、いよいよ融資が実行されます。
●リフォームローンの審査内容と通らないときの理由
リフォームローンの審査内容は、借りる側にとって関心の高い事項です。しかし、金融機関ごとの審査項目や融資の基準は公にされていません。
そこで審査内容を知る手掛かりとなるのが、住宅ローンを提供する金融機関を対象にした各調査です。国土交通省の「平成30年度民間住宅ローン実態に関する調査結果報告書」では、住宅ローンの「融資を行う際に考慮する項目」として、健康状態や借入時年齢、完済時年齢、担保評価、勤続年数、収入などを挙げています。
また、住宅金融支援機構による平成30年度の「民間住宅ローンの貸出動向調査」では、「最近、重視度が増していると考えられる審査項目」に、年収に占める住宅ローンの年間返済額を割合で示した返済負担率をはじめ、職種・勤務先・雇用形態、借入者の社会属性などが並んでいます。
リフォームローンの融資基準には、借入時年齢が大体70歳まで、完済時年齢が概ね80歳までといった年齢に関する項目、団体信用生命保険に加入が可能な健康状態、返済可能な年収などがあります。こういった基準をクリアしても審査に通らない場合には、職種や他社の借入件数、過去の返済延滞などの理由も考えられます。リフォームローンの申し込みを検討するときの参考にしてみてください。
リフォームローンをうまく活用することで、費用が気になっている方も、より満足度の高いリフォームを行える可能性は高まります。リフォームのTAKEUCHIでは、提携ローンもご用意し、お客様が希望する住まい作りを後押ししております。ぜひお気軽にご相談ください。