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狭いリビングをすっきりと広く見せるレイアウト術

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  • 2019.10.03
  • 成増店

こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです!

空に浮かぶうろこ雲やいわし雲を見て、秋の深まりを実感できる季節となりました。秋の夜長を過ごす自宅のリビングは、ゆとりのある心地よい空間にしたいものですね。
そこで今回ご紹介するのは、広がりが感じられる住まい作りのためのレイアウト術です。特に、狭いリビングを広々と見せる方法についてお伝えします。

20191003photo02当社リフォーム実例:LDKとキッチンを仕切っていた壁の開口をひろげ、一体感のある空間にリフォームしました。

目次
●視線の抜けと配色で、狭いリビングを開放感のある空間に
●リビングを広く見せる家具の選び方とレイアウト

●視線の抜けと配色で、狭いリビングを開放感のある空間に
広がりが感じられる住まい作りをする上で重要な考え方に、「視線の抜け」があります。視線の抜けとは、途中に遮るものがなく、視線が遠くまで届くことを意味します。同じ広さでも視線の抜けを作ることで、より開放感のある空間を実現できます。

20191003photo03当社リフォーム実例:構造上抜けない袖壁の「筋交い」だけを残してリフォーム。閉鎖間が軽減しました。<詳しくはこちら>

視線の抜けを作るときのポイントが、できるだけ窓の周りに背の高い家具を置かないことです。窓からの光をできるだけ内部まで取り込み、室内にいても外の景色が目に入りやすいようにすることで、視線の抜けがある空間を演出できます。ですから、高さのある家具を置きたいときには、窓のそばや部屋の中央ではなく、隅に配置してみてください。また、棚などの窮屈感を軽減したいときには、壁と同系色か淡い色を選んだり、扉や背板のないオープンシェルフを取り入れたりといった方法がおすすめです。

インテリアの配色も、部屋を広く見せるために押さえておきたいポイントです。白やアイボリー、パステルカラーなどの淡い色を選び、さらに使う色を限定すれば、部屋全体をすっきりとした印象にまとめられるでしょう。
濃い色の天井は圧迫感を与えることがあるので、なるべく淡い色にするとよいです。天井の色を変えられないという場合には、床から壁、天井に向かって明るくなるように配色を工夫することで、空間の広がりを生み出せます。

 

●リビングを広く見せる家具の選び方とレイアウト
部屋を広く見せる家具選びの基本は、視線を遮らない背の低いものをそろえることです。脚が細く、背もたれなどに隙間のある家具は、視線が部屋の奥まで届きやすいため、広々とした空間作りに役立ちます。素材にガラスやアクリルが使われている家具も、床や壁が透けて見えることから、部屋を広く見せるといわれています。

また、常設する家具の数を減らすのも効果的です。例えば、食卓にもできるリビングテーブル、収納やテーブル付きのソファなど、複数の用途を持つ家具を使ったり、折りたたみ式のテーブルや椅子を必要なときだけ設置したりといったことは、省スペース化につながります。

20191003photo01当社リフォーム実例:新築マンションの購入と合わせて、壁面収納を新設。テレビも壁付けにし、配線がなくすっきりしました<詳しくはこちら>

家具を置くときには、生活動線をしっかりと確保し、見えている床の面積を広くするように意識してみてください。床の面積を広くする工夫として、壁面収納を新設したり、テレビを壁付けにするなどの工夫も効果的です。

ちなみに、日常生活の動線に必要な幅の目安は、1人が歩く場所で約60cm、2人がすれ違う場所で約120cm。そしてソファとテーブルの間は約45cmとされています。余裕を持って動けるスペースを確保することは、狭さを感じさせない居心地のよいリビングを作る上で重要なポイントです。

また、床が見えているスペースは、部屋全体の約3分の2が理想といわれています。広がりのある開放的な空間を目指すときの目安にするとよいでしょう。
ひお気軽にご相談ください。

家具のレイアウトや選び方などを少し工夫することで、狭いリビングも広がりが感じられる空間へと変化します。さらに思い切った変化を希望される方は、ぜひリフォームのTAKEUCHIまでご相談ください。プロならではの経験と知識で、広々とした住まい作りのサポートを行ってまいります。

記事:板橋区成増 リフォームのTAKEUCHI成増店