スタッフ日誌

ニッチやWICで、すっきりおしゃれにアイデア収納!

  • リフォーム・リノベーション
  • プランニング
  • 施工
  • インテリア
  • 2019.11.14
  • 成増店

こんにちは!リフォームのTAKEUCHIです。

11月も半ばにさしかかり、早い方はそろそろ大掃除の計画を始めようとしているかもしれません。大掃除のときに悩ましいことと言えば、増えてしまった小物や衣類などの収納ではないでしょうか。
細々としたものがうまく収納できず溢れかえっている、おしゃれに収納したいけれどどうすればいいか分からないといったお悩みも多いことと思います。
今回は、そんな収納でお悩みの方に、「小物」と「衣類」をすっきり収納するアイデアについてご紹介します。

20191114photo01当社リフォーム実例:寝室に新たな壁を作り、クローゼットを作りました<詳しくはこちら>

目次
●細々とした小物はニッチでアイデア収納を
●かさばる衣類はWICですっきり収納

●細々とした小物はニッチでアイデア収納を
細々とした小物の収納を効率よく、そしておしゃれに見せるには「ニッチ」の活用がおすすめです。

ニッチとは「くぼみ」の意味で、壁の厚みを利用し、くぼませた部分を収納棚とする手法です。木造住宅の場合、壁の厚さは13~15cmほどありますので、この厚みを収納の奥行きとして利用します。

今ある壁を利用するため、少しのリフォームで作ることができ、単なる壁を便利な収納に変えられるというメリットがあります。さらに、扉をつけずオープンのままとすることで、ディスプレイとしても利用でき、「魅せる」収納にもなります。

20191114photo02当社リフォーム実例:玄関ホールに新たにニッチを作り、季節の小物を飾って楽しんでいただいてます<詳しくはこちら>

例えば、キッチンでは手の届きやすい所にニッチを作り、おしゃれなデザインの調味料やキッチングッズを置けば、お料理がしやすく、見た目にも美しい空間になります。

トイレではオープンのニッチに、芳香剤やちょっとした小物などを置いて魅せる収納を作ることも可能です。また、扉つきのニッチを作れば、トイレットペーパーや掃除グッズなど隠しておきたい小物の収納もできます。

20191114photo03当社リフォーム実例:壁の厚みを利用してニッチを作り、ペーパーの収納として活用いただいてます。<詳しくはこちら>

寝室では、壁を厚くし少し奥行きをもたせることで、コンパクトな本棚を作ることもできます。人目につきやすいリビングには、大きめのオープン棚を作ることでテレビボードとしても活用可能。また、オープン棚をいくつか作って、趣味のコレクションなどをディスプレイしてみるのもおすすめです。殺風景だった壁にアクセントができ、おしゃれな空間を演出できます。

ただし、ニッチは壁ならどこでも設けられる訳ではないため注意が必要です。筋違い(すじかい)などの構造材がある部分や、断熱材が入っている部分は避けなければいけません。ニッチを作る際には、建物に必要な機能を損なわないよう配慮することが大切です。

 

●かさばる衣類はWICですっきり収納
かさばる衣類の収納には、ウォークインクローゼット(WIC)がおすすめです。WICは、人が歩いて入れるタイプのクローゼットのこと。壁面にハンガーパイプや棚などが設置されています。ロングコートなど丈の長いアイテムもそのまま掛けて収納できるので、これからの時期は特に重宝します。

20191114photo05当社リフォーム実例:クローゼットも通り抜けができるようにし、一周ぐるりと回遊できる間取りにしました<詳しくはこちら>

収納力をアップさせたい場合は、WIC内の壁に沿ってハンガーパイプをコの字型に配置するのがおすすめです。WICの突き当たりの壁も収納に使えるため、より多くの衣類が収納できます。さらに収納を増やしたい場合は、ハンガーパイプの下にチェストや衣装ケースなどを置いてみるのもおすすめです。Tシャツなど、たたんで収納するアイテムもすっきりとおさまります。さらに、上方にも棚を設置すれば、天井付近のデッドスペースも有効活用できるでしょう。

WICの大きさは、一般的には3畳ほどと言われています。スーツやアウターの肩幅が50~60cm、中に人が通る通路幅が約60cm、両壁面にハンガーパイプを設置する場合、間口は一間(1.82m:内法寸法は約1.7m)ほどが理想となります。

しかし、こうしたスペースが取れない場合もあるでしょう。そんなときは、ウォークスルークローゼットを検討してはいかがでしょうか。このタイプのクローゼットには出入り口が2ヶ所あるため、生活動線に合わせて廊下と居室をつなぐ場所にも設置可能です。限られたスペースでもしっかりと収納が確保できますし、家族でスペースを共有したい方にもおすすめです。

20191114photo04当社リフォーム実例:マンションでも、ウォークスルークローゼットにすることが可能です。奥の部屋まで光や風も届くようになりました<詳しくはこちら>

なお、WICは湿気や臭気がこもりやすいため、換気のための窓を設けると、カビや臭いの予防になります。リフォームの際は、空気の入れ替えも念頭に置いて計画することが大切です。

収納は、デッドスペースをうまく活用すれば増やすことが可能です。ニッチやWICを取り入れると、アイデア次第で効率よくおしゃれに、すっきりした収納が実現するでしょう。お掃除や片付けも楽しくなるはずです。

家の収納に関するお悩みがございましたら、お気軽にリフォームのTAKEUCHIまでご相談ください。

記事:板橋区成増 リフォームのTAKEUCHI成増店