スタッフ日誌

押入れを卒業してすっきりと機能的な収納に~リフォームのアイデアと実例~

  • リフォーム・リノベーション
  • プランニング
  • インテリア
  • デザイン
  • 2019.12.12
  • 高崎店

年の瀬に向けて街も活気づき、お仕事や忘年会で忙しく過ごしている方も多いのではないでしょうか。帰省や旅行など、年末年始の過ごし方を計画されている方もいらっしゃるでしょう。
この時期になると、また大掃除の季節がやってきた……と気が重くなりがちですが、すっきりとした気持ちで新年を迎えるためにも、ぜひこの機会に住まいの収納を見直してみませんか。今回は、押入れなどの既存の収納では収まりきらないものをすっきりと片付ける収納術について、実例を交えてご紹介します。

オーダー収納書斎当社リフォーム実例:空間に合わせたフルオーダー収納。窓に近い棚は、UVカットガラスの扉を付け、大切な本を日光からガードしています。<詳しくはこちら>

目次
●「なぜ?」から始める収納術~リフォームをする前に
●機能的な収納に役立つリフォームのアイデアと実例

●「なぜ?」から始める収納術~リフォームをする前に
ものが増え、住まいの収納不足を実感したとき、収納スペースを増やそうとした経験は、誰しもあるのではないでしょうか。しかし、むやみに棚などが増えれば、生活空間を圧迫し、不用品を増やすことにもつながります。
そこで、原点に戻って一度考えてみてほしいのが、ものが増えた原因です。例えば出産で家族が増えたことが原因に挙げられる場合には、お子様の衣類やおもちゃなどの収納に割くスペースが必要になったためでしょう。新しい趣味を始めたことが原因であれば、楽器やアウトドア用品を置くスペースが必要になったことや、コレクションを整理するシェルフなどを置いたことでより広い収納スペースが必要になった可能性もあります。

子供部屋からCD収納へ当社リフォーム実例:子供部屋を改修し、たくさんのCDを収納できる棚を作りました。<詳しくはこちら>

すっきりと片付いた快適な住まいを作るには、冷静な目で収納物とその量・サイズを見積もって収納スペースを作ることが欠かせません。何がどのぐらいあるのかによって、適した収納方法やスペースも異なるからです。収納物やその容量をつかめたら、今ある収納を使い回せるか、あるいは新たに収納を用意すべきかを考慮したうえで、デッドスペース活用の観点からも検討してみましょう。その際、先々を見据え、新しい収納スペースがほかのものを収納するときにも活用できるかについても考えてみてください。

以上のように、ものが増えた原因を冷静に分析し、新たな収納物とその容量を把握できれば、用意すべき収納やスペースはおのずと見えてきます。この工程を経て、ようやく適材適所の収納プランを立てることができるのです。

●機能的な収納に役立つリフォームのアイデアと実例

リビングの収納力アップを図るために、おすすめしたいのが壁面収納です。希望のパーツを組み合わせて、壁面に大容量の収納を確保できる商品もあります。天井の高さに合うサイズを選べば、空いた壁面スペースを有効活用できるでしょう。
扉のあるパーツは隠せる収納にもなるほか、扉がないパーツは飾り棚やテレビ台として使用できます。収納の色やデザインが違うと、部屋全体がばらついたイメージになりがちですが、各パーツが同じデザインの壁面収納なら、空間に統一感を出せます。

リビング壁面収納当社リフォーム実例:リビングに壁面収納を新設。映画鑑賞を存分に楽しめるよう、リクライニングチェアを置き、間接照明で雰囲気もアップ!<詳しくはこちら>

扉のある隠せる収納は、住まいの収納力をアップさせると同時に、すっきりとした印象を与えます。下記の実例は、リビングに扉のある収納を新設し、内部に可動式の棚を備え付けることで、使いやすさにも配慮した事例です。以前は、置き家具の壁面収納を使われていましたが、扉を付け隠す収納としたことで、片付けやすくなりました。

リビングクローゼット当社リフォーム実例:扉付きの壁面収納をつくり、リビングがすっきりしました。棚の上部のスペースは写真を飾って楽しんでいただいてます。<詳しくはこちら>

衣類やサイズの大きなものを収納したいときに活躍するのがウォークインクローゼットです。和室から寝室、ウォークインクローゼット、そしてリビング・ダイニングへと通り抜けられる回遊式の間取りを採用しています。入口を複数配置したウォークインクローゼットは、収納力の向上だけではなく、効率的な生活動線を作り出す役割も果たします。

ウォークスルークローゼット当社リフォーム実例:家事動線を考慮し、寝室からクローゼット、リビングへと1周できる間取りにしました。<詳しくはこちら>

家族構成や生活習慣、年代などの変化に応じて、そのときに適した収納方法を選んでいくことが大切です。適材適所を心がけながら、ライフスタイルに合わせた収納プランを立てて、すっきりと整理整頓された住まいを目指してください。

さまざまな要因によって必要な収納も変わっていきます。リフォームのTAKEUCHIでは、豊富な実績と経験をもとに、お客様にとって快適な住まいづくりに役立つアドバイスやサポートを行っています。先を見据えた収納や住まいのあり方を見直したいときには、お気軽にご相談ください。

記事:高崎市上中居町 リフォームのTAKEUCHI高崎店