スタッフ日誌

間取りや家具がポイント!狭いリビングを広く見せるレイアウト

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  • 2020.01.23
  • 杉並永福店

暦の上では大寒を迎え、朝晩の寒さもひとしお身にしみる季節となりました。しんしんと冷える夜には、暖かな部屋でゆっくりと夜のひとときを楽しみたいですね。

今回お届けするテーマは、心穏やかな時間を演出するリビングのリフォームです。狭いリビングも、間取りや家具の選定などを工夫することで、ゆとりを感じられる空間へと変化します。リフォームのTAKEUCHIのプランナーがご提案したコーディネートの実例を参考に、快適なリビングづくりについて一緒に考えてみませんか。

マンションリビングと壁面収納当社リフォーム実例:テレビボードも兼ねた壁面収納を作りました。梁に合わせて色も統一し、空間がすっきりしました

目次
●リフォームで狭いリビングを広くする方法は?
●家具選び&レイアウトも鍵~リビングコーディネート例

●リフォームで狭いリビングを広くする方法は?
日々の暮らしに欠かせないリビングは、家族団らんの場であると同時に、お客様を迎える応接間の役割も果たします。その他、家事や仕事、勉強、趣味などでも使用される多用途な空間です。家族やご自身の快適な毎日のため、狭さを感じるリビングをすっきりとした機能的な空間にしたいと考える方は多いことでしょう。

リフォームでリビングを広くする方法の1つが、使う機会の少ない部屋をリビングとつなげることです。例えばあまり使わなくなった和室が隣にある場合、壁や扉を撤去し繋げて、リビングを広くする事例はよく見られます。

リビングと小上がり和室当社リフォーム実例:フローリングの張替えに合わせて、奥に小上がりの和室を作り、和室は洋室にリフォーム。開口も広げ、一体感のある空間にしました。<詳しくはこちら>

また、リビングとキッチン・ダイニングの境目をはっきりと設けず、緩やかなつながりが感じられるようにすると、リビングに開放感が生まれます。人気の対面キッチンは、家族の様子を見ながら家事ができることに加え、リビングとの一体感を演出したいときにおすすめです。

リビングの間取りでは、キッチンやダイニングだけでなく、洗面所やトイレ、寝室などと隣り合ったタイプも多く見られます。その場合、ぞれぞれの場所への行き来はしやすいか、動線上に家具などの妨げになるものはないか、などを検討してみるとよいでしょう。壁や扉が行く手を阻むケースでは、撤去したり間口を広げたり、扉の種類を変えたりすることで、行き来がしやすくなり、空間の広がりや一体感も出せます。

注意点として、リビングは「広ければいい」とは限らないことが挙げられます。家族の人数に合った、暮らしやすい広さを選択することも大切な視点です。広ければ、その分だけ毎日の掃除が大変になり、光熱費も発生します。同様に家具のサイズも、快適なリビングを作る上で重要です。リビングの広さに見合ったちょうどよいサイズの家具は、ゆとりのあるリビングづくりをアシストしてくれるでしょう。

 

●家具選び&レイアウトも鍵~リビングコーディネート例
狭いリビングを広く見せるには、リビング・ダイニングとの連携や間取りを見直す以外に、家具の選択や置き方を工夫することも効果的です。

1つには、家具のレイアウトを考える際、部屋全体に視線が届きやすくなる「視線の抜け」を意識することが挙げられます。例えばフレームの細い家具を選ぶことで、空間の奥まで視線が届き、部屋がより広く見えます。また、家具の高さや奥行きを揃えたり、入口側に背の高い家具を置き、奥に向かって背の低い家具を配置して遠近感を出すことも、「視線の抜け」につながります。

抜け感のあるリビング当社リフォーム実例:窓の外に広がる緑を楽しむため、家具の高さを揃え、「抜け感」のあるインテリアに。鏡も空間を広げる効果があります。

物が多くて雑然としているリビングでは、壁スペースを有効活用できる壁面収納が役立ちます。デザインに統一感があり、すっきりとまとまった印象を出せるのも利点です。

以下のリフォーム実例は、増えたリビングの物を整理するため、壁面に「隠す収納」を作り、すっきりとしたリビングを実現したものです。収納の天井はあえて空けて圧迫感を軽減し、スペースには家族写真を飾りました。

リビング壁面収納当社リフォーム実例:物が多くオープン棚だと雑然としてしまうとお困りでしたので、隠せる大きな収納を作りました<詳しくはこちら>

リフォームによって、間取りを変化させることも1つの方法ですが、家具の選び方や置き方、収納の工夫や新設で、リビングが広くなる可能性は無限にあります。

以下の実例も、リビングとダイニングを間にある仕切り扉を、引き違い戸から両開き戸に変更することで、空間のつながりが感じられるように工夫したものです。また、テレビも壁掛けにすることで、床面が広がり省スペースに効果を発揮しています。

リビングダイニング当社リフォーム実例:キッチンリフォームをきっかけに、LDK全体の空間を見直し、少しの工夫ですっきりとしたダイニングスペースになりました。<詳しくはこちら>

リフォーム後は、家族みんなでダイニングテーブルでの食事も多くなりました。どんぐりモチーフの照明といった遊び心のある要素もリフォームに取り入れ、住まいの機能面だけでなく、生活がより楽しくなる工夫を行っています。

暮らしにフィットしたリビングを作るには、誰が、何の目的で、どのように使いたいかを明確にすることが大切です。リフォームのTAKEUCHIでは、プランナーがお話をしっかりと伺い、お客様の理想とするリビングの実現に尽力いたします。ここに困っている、こんな問題を解決したい、というご相談がございましたらぜひお問合せください。

記事:杉並区和泉 リフォームのTAKEUCHI杉並永福店