スタッフ日誌

選び方のポイントは?システムキッチンの主な種類とリフォーム費用相場

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  • 2020.02.06
  • ときわ台店

立春を過ぎてもなお余寒が去らず、そろそろ春の訪れが待ち遠しくなる時期となりました。新しい季節の訪れに合わせて、住み慣れた我が家をちょっとだけイメージチェンジしてみませんか?
ぜひ検討していただきたいのがキッチンのリフォームです。毎日のように使う場所だからこそ、古くて使いづらい、暗くて狭いといったキッチンのお悩みは、生活に対する満足度を下げる原因にもなります。

コーナー103度のL型キッチン当社リフォーム実例:コーナー角度103度に合わせて作ったシステムキッチン。壁はタイルで仕上げました。<詳しくはこちら>

そこで今回は、システムキッチンを選ぶときのポイントをはじめ、システムキッチンの種類やリフォームにかかる費用の相場をご紹介します。より快適で豊かな暮らしをスタートしたいときの参考にしてみてください。

目次
●システムキッチンをリフォームするときのポイントは?
●システムキッチンの主な種類とリフォーム費用の相場

●システムキッチンをリフォームするときのポイントは?
システムキッチンとは、ガスやIHのコンロが組み込まれた「ビルトイン」のコンロと、シンク、調理台も一緒になった、一体型のキッチンを指します。「天板」と呼ばれる一枚板を乗せてキッチンが一続きになっているので、継ぎ目も少なく、統一感のあるデザインと掃除もしやすいのが特徴です。

天然木のL型キッチン当社リフォーム実例:天然木のキッチン。お料理好きの施主様のご要望から、コンロは超高火力のタイプを採用しました<詳しくはこちら>

平成30年内閣府の消費動向調査によると、システムキッチンは2人以上の世帯の6割以上に普及しており、多様な機能やデザイン、サイズの商品がさまざまなメーカーから販売されています。キッチンのリフォームをご検討される際は、多くの商品から自分に合ったシステムキッチンを見つけるために、あらかじめ選び方のポイントを押さえておくと役立ちます。

第一に、キッチンにまつわるお悩みで多いのが収納不足です。すっきりと片付いた使い勝手のよいキッチンに、収納量やサイズに見合ったスペースは不可欠でしょう。キッチン収納は、食器棚やキッチン上部に設置する吊戸棚もありますが、近年では、キッチンの下部スペースを有効活用できる引き出し収納が人気を得ています。容量も大きく、取り出しやすさなどにも配慮されているのが利点です。

水垢などがつきやすいキッチンのお手入れを考えるなら、ワークトップやシンクの素材も重要です。水や熱に強いステンレスは根強い人気があるほか、ステンレスほどの強度はないものの、高級感を出せる人工大理石も普及しています。

加えて、毎日キッチンに立ち続ける方の負担を減らす視点も必要です。

リフォームフェア様子当社リフォーム実例:当社イベント、リフォームフェアの様子。カウンターと吊戸棚の高さをシミュレーションできる。

例えばキッチンの高さは、腰痛や肩こりなどを予防するためにも十分に配慮したいポイントです。目安となる高さは、身長÷2+5cmとされています。機会があれば、購入前にショールームなどで同じキッチンの前に立ち、実際にどのぐらいの高さなのか、試してみることをおすすめします。

 

●システムキッチンの主な種類とリフォーム費用の相場

システムキッチンは、形状別に以下の3種類があり、それによってリフォームの相場も変わってきます。

I型キッチンの本体は60万円~120万円程度
I型キッチン当社リフォーム実例:キッチンの位置は変えず、新しいものへ取替えました。フックレールをプラスして収納を場所を増やしました。<詳しくはこちら>

コンロ、シンク、作業スペースが横並びになったキッチンです。コンパクトでシンプルな形状が特徴で、価格も3つのなかで安価な部類に入ります。ただし、壁付きの場合には圧迫感があり、横に長いと使い勝手が損なわれることもあるでしょう。

L型キッチンなら70万円~130万円程度
L型キッチン当社リフォーム実例:L型キッチンに家電収納カウンターもプラスしたキッチンです。

コンロ、シンク、作業スペースがL字型に並んだキッチンです。コンロとシンクを両サイドに分けて配置できることから、動線を短縮できて、作業効率をアップできるのが特徴です。複数名での調理にも適していますが、角がデッドスペースになりやすい側面もあります。

対面型キッチンの本体相場は80万円~160万円程度
対面キッチン当社リフォーム実例:壁を取り払い、一体感のあるLDKに。キッチンも壁付けから対面にしました<詳しくはこちら>

壁付きキッチンとは異なり、リビング側を向きながら家事ができるタイプのキッチンです。アイランド型などのおしゃれなデザインもあり、近年人気を博しています。開放感やリビングとの一体感、家族の様子を見ながら家事ができるといったメリットがある一方で、煙や匂いがリビングに広がりやすい、油が周囲に飛び散る、広いスペースが必要などのデメリットもあります。

キッチンリフォームにかかる費用には、本体価格に加え、撤去費をはじめとする工事費も含まれます。予算は、キッチンの本体価格に20万円~30万円ほど加算した額を見積もっておくとよいでしょう。

位置や形状を変えずにキッチンを交換する場合には80万円~150万円、位置も形状も変えたいケースでは100万円~200万円が目安となります。キッチン本体のグレードや内装のこだわりによっても、費用が加算されることを念頭に置き、プランを立ててみてください。

キッチンリフォームでは、住む方のキッチンへの希望を明確にし、適した形状や機能のキッチンを選択することが大切です。リフォームのTAKEUCHIでは、新しい住まいでの暮らしを楽しんでいただけるように、お客様1人1人に合ったキッチンプランをご提案してまいります。ぜひお気軽にご相談ください。

記事:板橋区常盤台 リフォームのTAKEUCHIときわ台店