こんにちは、リフォームのTAKEUCHIです。
2月も下旬となり、各地では春一番の知らせも聞こえるころとなりましたが、まだまで寒い日が続いていますね。

さて、今回ご紹介するのは「古民家」とも称される古い戸建て住宅のリノベーションです。年月を経た家ならではの味わいを生かし、新築とはまた違った価値のある住まいづくりをできるのがリノベーションのよさといえます。以下では、リフォームのTAKEUCHIで行ったリノベーションの実例と費用の相場、快適で豊かな暮らしをもたらすリノベーションの魅力についてお伝えします。

当社リフォーム実例：和室二間をリフォームしリビングを作りました。和洋折衷でまとめたインテリアがポイントです。<詳しくはこちら>

●リノベーションで年月を経た家を暮らしやすく快適に
リノベーションとは、住まいの機能や価値の向上を目指し、古くなった家を改修することを意味します。似た意味で用いられることが多い「リフォーム」は、老朽化した箇所の修繕など、主に原状回復を目的に行われるものです。リノベーションのほうが、工事の規模は大きくなる傾向にあり、その意味でも両者には違いがあります。

戸建ての住まいを検討される方にとって、新築とともに選択肢の1つとなっているのが古民家のリノベーションです。購入した中古住宅をリノベーションして住むという選択は、もはや一般的になってきました。年月の経過によって生まれる古い家の味わいはそのままに、ご家族の希望やライフスタイルに合わせた住まいを実現できるリノベーションには、真新しい内装や設備に囲まれる新築とはまた違った魅力があります。

当社リフォーム実例：リフォーム中の様子です。当時のままの梁を生かして、真壁の漆喰仕上げにすることにしました。<詳しくはこちら>

例えば、築50年を超えるような古民家の場合、ケヤキやヒノキの柱や梁が使用されていることも多くあります。それらの部材は数百年間に渡って耐え得る強度を持ち、また住まいに独特の深い味わいや渋みをもたらします。なにより代々受け継がれてきた家である場合、解体することなく、次世代に残すことができれば、ご家族にとって大きな意味を持つはずです。

一方、古い建物に対して、水回りをはじめとする住まいの機能の老朽化、耐震性や断熱性などの点で不安を感じる方は少なくありません。そのようなケースでも、全面的な改修によって、生活に必要な設備の一新、基礎・壁の補強や屋根の軽量化などの耐震対策、断熱材の追加などによる断熱性能の向上を図り、快適で安心な住まいに生まれ変わらせることは可能です。

 

●戸建てのリノベーションの実例と費用の相場は？
一般に、戸建て住宅のリノベーションにかかる費用の相場は、1,000万円前後からが目安とされています。築年数が経過した古民家では、面積が広い場合も多く、確かな技術のある職人などが必要になることから、費用が2,000～3,000万円程度になることもあります。リフォームのTAKEUCHIでは、これまでも多くのお客様の住み慣れたご自宅を、快適で過ごしやすい住まいへと改修してきました。

以下は、以前当社でリフォームさせていただいた実例です。かつて「養蚕」が行われていた築90年の古民家のリノベーションを行いました。施主様が育ったご実家で、一度は取り壊しも考えていらっしゃいましたが、貴重な伝統家屋を次世代に残すため一大決心をいただきました。

古き良き趣きを残しつつ、今の暮らしに合わせた使いやすさを追求し、キッチン、トイレ、洗面台などは一新しました。一方で、天井や柱はそのまま活かしたり、床は全面張り替えを行いましたが、場所によって素材を使い分けしコスト面にも配慮しました。

当社リフォーム実例：リフォーム前の玄関からの様子。<詳しくはこちら>

当社リフォーム実例：リフォーム後同じ玄関土間からの室内の様子です。玄関の小上がりを2段に作りかえるなど、バリアフリーにも配慮しました。<詳しくはこちら>

戸建て住宅のリノベーションにあたっては、長く住み続けることを見据えて、どんなスタイルの生活を送りたいか、希望とする間取りやデザイン、住まいの機能、予算などを具体的に考えていくことが必要です。迷ったときにはプロの意見も参考にして、暮らしがもっと快適に楽しくなる住まいをぜひ手にしてください。

年月を経た住宅ならではのよさはそのままに、家族みんなが快適に楽しく暮らせる住まいづくりができるのが、リノベーションの魅力です。リフォームのTAKEUCHIでは、お客様のお話を丁寧に伺い、ご希望や理想に合ったプランのご提案を行ってまいります。ぜひお気軽にご相談ください

記事：前橋市小相木町　リフォームのTAKEUCHI前橋店