スタッフ日誌

N様邸のマンション内装リフォームが完成しました。

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  • 2020.04.02
  • 王子店

こんにちは、王子店のリフォームプランナーです。

春うらら、桜が満開の季節になりましたね。入学式や入社式といった何かが始まる予感に満ちた季節の到来ですが、今年は少し異例な状況でありますね。私たちリフォームプランナーも、手洗い・マスクを徹底し、変化する状況に柔軟に対応できるよう日々頑張っております。

さて以前に、こちらのスタッフ日誌で、N様邸のリビングのテレビ台を中心としたリフォーム計画についてご紹介させていただきました。今年はじめから工事にとりかかり、2月には無事に完成を迎えております。

今回はその様子をレポートしたいと思います!<以前のお話はこちらから>

20200402photo01リフォーム前:大体の壁は白いクロスです。窓の横の壁は大谷石を使っています。

N様邸は都内の約90平米のマンションです。中古で購入した際に全面的なスケルトンリフォームしていますが、「白い壁がつまらないから変えたい」「テレビ台も新しいものにしてほしい」と要望をいただき、今回はLDKの内装を中心にリフォームすることになりました。

お打合せを重ねた結果、職人によるフルオーダーのテレビ台や、壁の大谷石仕上げ(以前にも壁に大谷石を使ったため、テイストを合せることにしました)、輸入品や布製のクロス貼り、といった盛り沢山な内容になりました。

そしてプランも決まり、晴れて工事を迎えることができました。
まずは、テレビ台を取り付けるところからスタートです!

20200402photo02リフォーム前:既製品のキャスター付きのテレビ台を使ってました。

N様はリビングのコーナーにテレビを置いていらしゃいます。既製品のテレビ台はサイズが合うものがなく、「既製品を改造する」「セミオーダーで注文する」など色々な検討を重ねましたが、職人が1つから作る「造作」で作ることにしました。

斜めにテレビ台を配置するようになるため、そこで職人の一工夫。テレビ台の天板をテレビの角度と揃えて斜めに造り、キャビネットの扉も斜めに造作しました。

20200402photo03リフォーム中:型紙から採寸したパーツを作業場で用意し、ひとつひとつ現場で組み立てていきます。

これにより、加工の工程がいくつも増えるのですが、使い勝手だけでなく、見た目も大事にするのが職人のこだわりポイントです。原寸の型紙を作り、現場に合わせて丁寧に製作していきました。
こうして状況に応じて造り込めるのも、フルオーダーの家具ならではですね!

20200402photo06リフォーム中:観音開きの扉。角の小口も角度に合わせて斜めに調整しています。

そして続いてはテレビ台の後ろの壁に、大谷石をはる作業です。
大谷石はN様がお好きで、以前にもリビング壁に施工させていただいてます。今回も同じように大谷石を使って仕上げることで、リビングの壁、3つのコーナーのテイストが揃い統一感が増しました。

20200402photo04リフォーム中:大谷石を貼り石目調の壁に仕上げます。石の表面にクリアの塗料を塗ることで、色合いも鮮やかになります。

大谷石の独特の青みがかった色合いがよく出るように、大工さんが表面にひと手間加えているのもポイントです。

 

さて、続いてはクロスの張替えです。

以前はベージュ系の優しいクロスでしたが、今回はガラッと印象を変えることになりました。「外国のホテルのような落ち着いたダークな雰囲気」…これが今回のイメージです。いかがでしょうか??

20200402photo07リフォーム後:折り上げ天井と色を分けています。グレイッシュなブルーを基調にしました。

ベースは灰色がかった深い青色の織物クロスです。そして、折り上げ天井部には爽やかな薄水色を配色しました。

窓には調光ロールスクリーンを入れ、柔らかな光が差し込み落ち着く空間となりました。
工事も最終段階となり、TV台スペースに、N様が旅先で見つけたお気に入りのタイルの壁掛けを飾りました。

20200402photo05リフォーム後:コーナーにピッタリのテレビ台。色もフローリングや既存の家具と合わせました。

こうしてお客様のお手持ちの品をインテリアに加えると、住む方の個性が出ますよね!
一段と華やかな空間になりました。

このようなこだわりリフォームも、私たちプランナーと職人がアイデアを出し、お客様の理想をかなえていきます!
ぜひお気軽にご相談下さい。

記事:北区王子 リフォームのTAKEUCHI王子店