StayHomeでも楽しめるインターネット越しのリアル体験
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- 2020.06.05
- 南浦和店
こんにちは、リフォームのTAKEUCHIです。
我が家は小さな家ですが、リモートワークにより自分の部屋を確保できましたので、最近休みの日は、“コロナが収束したら行ってみたいところ”を調べて、あーしたい、こーしたいを考え、1人じっくり過ごす時間を楽しんでおります。
私は、世界遺産や建築が大好きなので、今はネット上でですが、構図や図面を調べては、「リフォームのプランニングの参考になるなぁ・・・」と、いろいろな建物を見て回っています。
つい最近発見したのが、平城宮跡歴史公園がすごいです!
地図を眺めますと、上から一条大路、いちばん下の九条大路まで・・・とてつもなく、大きいです。
東西南北に碁盤の目ように何キロも区画整備され、広がる街の様子をイメージすると、1300年も前のことですが、当時の人々の叡智に感服し、ロマンを感じます。そしてさらに驚きなのが、
平城京から次の都へと遷都をするとき、建物をいちど全部解体して次の都に持っていき再び利用したそうなのです。
これは私の想像ですが、リフォームの前身?!とも言える技術が存在したのかと思うと、本当に驚きです・・・!
日本伝統の建築は、柱と梁でできる立体格子の枠組みが基本です。私の叔父も「木造はくりかえし再利用できることがいいんだぞ。」と言っていたことを思い出します。
こちらの住まいは当社のリフォーム実例ですが、築90年を迎え、一度は住む人もなく傷みが進み、廃墟状態になっていました。しかし少しの手を加えることで、柱や梁は当時のままのものを残して使うことができ、息を吹き返したように生まれ変わりました。
当社リフォーム実例:養蚕をしていた2階の広い空間をそのまま残しました。補修部分は地元の木材を使い、地産地消と環境にも配慮しました。<詳しくはこちら>
1つのものをくりかえし活用し、大事にしていく日本古来の建築技術は、私たちリフォームマンスピリットとしても大事にしていきたいところです。
平城宮跡歴史公園、建物は残っていませんが、一度訪れてこの目で確かめたい、ぜひ体感したいと思っています。
まだまだ外出も厳しく在宅時間が長いので、好きな土地や建築をインターネット越しで見ながら、リアルなイメージを楽しんでみてください。