スタッフ日誌

新しい生活様式、親子の在宅ワークチャレンジ

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  • 2020.06.22
  • 南浦和店

皆さんこんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
基本的な感染予防対策が当たり前の生活となり、電車通勤中でのマスクの常用や人との距離感など、以前にはなかった環境変化にもだいぶ慣れたと感じています。

緊急事態宣言の最中、在宅勤務中の我が家では数々の苦労がありました。
静かに一人でいられる空間がないので、仕事場の確保はもちろんできず、結果ウェブ会議に子供の声が入ってしまうなんてことも。子供達が走り回る中では、なかなかゆっくりと仕事に取り組める環境が作れずイライラしてしまうこともありました。

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このままではいけない、どうにか落ち着いた仕事場を見つけなくては…と思い、家の中を見渡し、目をつけたのは、キッチンの対面にある造作カウンターです。
書類や荷物が置いてあるだけのスペースでしたが、そこを片付けて仕事をするスペースにすることにしました。

2〜3日、そこで仕事をしていましたら、次第に子供達も隣に座って来るようになり、宿題を一緒にするのが日課になってきました。
私が落ち着くようになったことで子供達も行動パターンが変わり、子供の勉強を横目で見ながら仕事をする日々は、子供達の勉強時間のリズムと学習習慣を身につけるきっかけになってくれました。いつでも質問できる環境は安心感を与えたようです。

今では、すっかりこの対面キッチンのカウンターが学習場所となったので、カウンター周りの付随の収納場所や学習便利グッズなども環境改善に向けて色々工夫を考えています。
例えば、学習の補助としてホワイトボードを購入しました。ノートに書いて説明をするより、学校らしい雰囲気を作れるためか、子供達も熱心に聞いてくれるようになりました。

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また、カウンター奥の壁に、既存の壁紙の上から木材を張りました。壁紙とは違った雰囲気を出せますし、棚を付けたり、フックも固定できて便利です。
よく使うマグカップやお皿が取り出しやすくなり、妻もキッチン側から子供達の様子を見つつ、勉強の合間におやつを出してくれたりして、家族の新しい団らんの場所になっています。

因みに、昼間は学習スペースとして大活躍しているカウンターですが、夜はBarカウンターとして使っています。私は、バーテンダーの経験からカクテルを作るのが好きで、お気に入りの音楽をかけながら、自家製カクテルを作り、夫婦でくつろぐ時間もできました。

今思えば、この自粛期間は、家族で一緒に困難を乗り越える時間、より一層家族の絆を深める時間にもなったなぁと思っています。

居住空間の広さや家族構成などいろいろな制限はあると思いますが、生活のシーンに合わせて、それぞれの好きな場所、楽な場所づくりが必要じゃないかなぁと感じています。
皆さんもこれからの生活様式に合わせて、家の間取りや動線など見直してみませんか?

お気に入りの場所を作って、リラックスできる時間を楽しんでみてください。