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こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。

緊急事態宣言・東京アラートが解除された後も、在宅勤務や時差勤務をされている方も多いのではないでしょうか。リフォームのTAKEUCHIでも在宅勤務が導入され、私も自宅で仕事をするようになったのですが、それに伴い「腰痛」が出るようになってしまいました。運動した後には多少の痛みが出たことはありましたが、特に何もしていないのに激痛があり、動く事も満足にできなくなりました。

病院で診察を受けたところ、原因は、在宅勤務における環境が大きい事が分かりました。
自宅でのワークスペースに限りがあり、床（フローリング）に座り、ローテーブルにパソコンといった環境で仕事をしていました。長時間の同じ姿勢や普段と違う姿勢が良くなかったんだと思います。

自宅の空間は大きく変えられなかったので、座椅子を購入し、しばらく使用していたら腰への負担も減り、痛みも治まってきました。このことがあって、身体に無理のない姿勢を保つには、高さやバランスが大事だなと改めて思いました。

さて、前置きが長くなりましたが、リフォームプランナーとして、キッチンや家具選びの際、お客様にもご案内している”自分に合った高さ”についてご説明したいと思います。
私が担当してきたお客様でも、リフォームされるまでご存じない方も多く、豆知識としてご紹介できればと思います。

★キッチン
キッチンの高さの規格は、80㎝・85㎝・90㎝・95㎝と5㎝刻みに定められています。
そしてキッチンの理想的な高さを計算する公式は以下になります。

【身長（㎝）÷2+5㎝=ワークトップ高さ】

身長160㎝位の人は、高さ85㎝が、腰への負担が少なく使いやすい高さです。
ちなみに私、バレーボールをしていた経験があり、身長190㎝。って事は100㎝（汗）
キッチンでの料理や洗い物で疲れたり、腰痛や肩こりがある方はもしかしたら高さが合っていないかもしれません。

★机と椅子
以下は机と椅子に関する、理想的な高さの公式です。

【身長（㎝）×0.25=適切な座面の高さ】
身長160㎝位の人　座面高さ　40㎝

【身長（㎝）×1/6=差尺】
身長160㎝位の人　差尺26.6㎝

【座面高+差尺=机の高さ】
身長160㎝位の人　机の高さ　66.6㎝

さらに最近はパソコン業務をメインにする方が多いと思いますので、上記の計算から出た机の高さをマイナス2㎝ほどすると、首や肩への負担が少なくなります。

今回は、キッチンと机と椅子でご紹介しましたが、個人差もありますので、外出が難しい時期ではありますが、実際に見て・触って確認することも大切だと思います。

またキッチン、机や椅子以外にも、洗面化粧台や収納も使いやすい高さがあります。
皆さんも普段何気なく使っている身の回りの物、使いにくいと感じることはありませんか？

ステイホームが続いていますので、この機会に使いにくい箇所をチェックして、改善してみるのもいいかもしれませんね。