無垢フローリングのお手入れ方法
ワックスがけで夏のステイホームを心地よく
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- 2020.08.10
- ときわ台店
こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
8月に入り急に“猛暑到来”という暑さですね。例年であれば海や山に出かけたり、帰省したりする夏休みですが、今年はステイホームが続きそうです。
私は、休みはできれば出掛けたいアウトドア派なので、長時間家に居ることはあまりないのですが、ステイホーム中に思い立って、フローリングのワックスがけをすることにしました。
我が家は無垢フローリングを使っています。
味わいのある雰囲気が気に入っているのですが、じつは1年ほど手入れをさぼっていたので、表面が毛羽立ち、乾燥した感じになってしまっていました・・・。
はじめに、いつもより念入りに床を掃除して、準備は完了です。
ワックスは「蜜蝋ワックス」というものを使っています。
蜜蝋ワックスは、ミツバチの巣から作られる蝋成分と植物油を合わせて作る天然由来のものです。木材の呼吸を妨げることなく表面に塗膜を作り、水滴による染みや汚れから無垢材を守ってくれます。
塗るときのコツは、たっぷりと塗るのではなく、薄く塗りこむように広げていきます。
そうすることでベトつかず、仕上がりもサラっとします。場所によりワックスの乗り具合が違うところもありましたが、それも自然の素材ならではと感じました。水ハネが気になっていたキッチンまわりもワックスがけをしておけば、撥水効果が高くなり安心です。
こうして乾くのを待ち、ワックスがけは完了ですが、無垢フローリングは掃除の面でも良さがあります。
表面がシートのフローリングの場合、夏場に素足で歩くと皮脂が付着しベタベタするのでこまめに拭き掃除をしたくなりますが、無垢フローリングでは皮脂もほどよく吸い込むので拭き掃除の必要もありません。
よく心配される傷は、個人的にはそれほど気なりません。(この点、素材による違いや個人差もあります)。無垢材はシートのフローリングなどに比べ手間がかかりますが、傷も含めてその分愛着が湧き、味になり長く付き合えるのではないでしょうか。
フローリングには種類がたくさんありますので好みの材質を探してみてください。木の種類によっても印象が変わりインテリアを考えることが楽しくなります。
10年、20年と色の変化を感じながら育てていける無垢のフローリングも、選択肢の一つになれば嬉しいです。