スタッフ日誌

エアコンの効きが悪いと思ったら
室外機の簡単なお手入れがおすすめです

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  • 2020.09.02
  • 千歳烏山店

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こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
夏も終わりに近づき秋の気配を少しずつ感じることが増えてきましたが、日中はまだまだ暑い日が続いています。気象庁によりますと9月も残暑が続くようです。在宅勤務や巣篭もりなどでエアコンを使用する時間が増えている方が多いのではないでしょうか。

空調機メーカーによると、35分以内の外出や換気の際はつけたままの方が消費電力が少ないそうです。しかし我が家では、家人が在宅している時間が長いため、環境負荷のことも気にしつつも、一日中付けていることが殆どです。エアコンを酷使しているので故障しないか気になります。取り換えとなると取付け業者も混み合っていてすぐに取り替えは難しいでしょう。
そこで、エアコンにあまり負荷がかからない様にする為に手入れが必要です。以下ではその具体的な方法をご説明します。

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先ずは室内機のフィルターを掃除します。前面パネルを開けてフィルターを外します。掃除機にブラシ付きの先端ノズルを付けて吸い取れば終わりです。月に一度程度掃除して掃除していたのでそれ程埃はありません。
問題は室外機です。室内機は手入れをされる方は多いですが、室外機まで手入れされる方は少ない様です。エアコンは室内機と室外機がセットになっていて、どちらも重要な働きをします。室内機の熱交換器で吸収された熱を室外機の圧縮機(コンプレッサー)と熱交換器によって室外に放出する事で室内を冷やしています。この熱交換器の効率が落ちると冷え難くなり室外機に(特にコンプレッサーに)負荷がかかって故障する事になります。

室外機の後ろ側を掃除するのですが、壁際に置いてある場合は冷媒管の接続部に無理な力がかからない様に移動させます。室外機の後ろ側にはアルミ製の薄い板が沢山並んでいてこれが熱交換器のフィンです。ここをきれいにすることが重要です。

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熱交換のフィンは室外機の後ろ側から前側に空気の流れを作る事によって熱交換をしています。後ろ側から見ると空気を吸い込んでいる事になり、ここにゴミなどが溜まる事になります。空気の流れが悪くなると熱交換の効率も落ちます。我が家の場合、前の畑の土埃と物干し物の綿埃がビッチリと付いていました。

フィンに着いた埃を室内機と同じ様に掃除機で吸い取ります。その後古い歯ブラシで吸いきれなかった奥の方の埃を掻き出します。この時、フィンは物凄く柔らかいので変形しない様に、特に気をつけてくださいます。フィンの方向と並行にブラシを動かしてください。

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もし気になる様でしたら水洗いも可能です。台風などの風雨に耐えられる設計になっていますが、基板に水がかかるとショートの可能性があるので、下から水を掛けたり必要以上の水圧でかけない様に気を付けてください。

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私は水洗いしませんでしたが、それでもエアコンの効率がすごく上がった様に感じました。気にしていた環境負荷のことも、少しだけ気持ちが軽くなりました。
簡単な掃除で効果も高く負荷も減るので、室外機の後ろが汚れていたなら是非掃除してみて下さい。