スタッフ日誌

寝るだけの部屋とサヨナラ
こだわりのインテリアをプラスした幸せな寝室作り

  • Stay Home Love home
  • リフォーム・リノベーション
  • インテリア
  • デザイン
  • 2020.11.26
  • 広告宣伝部

20201126photo01

こんにちは、リフォームのTAKEUCHIです。
11月も終盤を迎え、寒い冬の訪れを感じる季節になりました。皆様も冬支度にあわただしくされているのではないでしょうか。今年は、新型コロナウイルス感染予防による手洗いの徹底やこまめな消毒などの効果が現れ、例年よりインフルエンザの患者数がずいぶん少なくなっているという話も聞えてきますが、油断せず、引き続き職場でも家庭でも対策を取っていきたいと思っております。

さて、寒くなってきますとやはりいろんな要因で、日々の睡眠の質には影響が出てくるのではないでしょうか?寝室の温度が低く、寒さでなかなか寝付けなかったり、一晩に何度も目が覚めてしまったり、室内外の温度差による窓際の結露やカビから発生する不快なニオイ等々。そこで、リフォームプランナーの視点から、我が家で実践しているいくつかの対策をご紹介します。
寒さ対策として、暖房設備による改善はもちろんですが、我が家ではその他に、以下の対策を実施しています。

● 寝室で使うリネン類の素材や手触り、色合い
● ベッド周りの動線
● 寝室の照明
● 窓まわり

20201126photo05

リネン類ですが、冬の寝具は、吸放湿性の高いコットンやウール、シルクといった100%の天然素材のものがいいと言われています。我が家では、ウールの毛布をとても重宝しています。ウールは、ポリエステルの約40倍、アクリルの約8倍の吸湿力のある繊維だと言われ、温かいのはもちろん、睡眠中に汗を効率よく吸収、発散してくれるので快適な睡眠を続ける事ができます。赤やこげ茶など暖色のものや深みのある色合いはより暖かい感じがして、おすすめです。

続いて、ベッド周りの動線も寒さ対策の中では、大事なポイントですね。
ヒートショックを回避するために、なるべく夜間のトイレに行く動線を短く計画することが重要です。我が家では、親子の寝室の真ん中にトイレがあり、ベッドからほんの2、3歩の距離で行けるため、寒い冬でも体への負担が少ないです。

20201126photo02

そして、ベッド周りは、寝る前に愛読する雑誌の置き場や、ベッドによりかかって本を読めるような工夫をしています。こうした寝室内の照明計画、スイッチ、コンセントもセットで考えると、より快適に過ごせますね。

最後に窓周りですが、寝室の場合、よく言われているのは、遮光性能のある厚手の生地のドレープカーテンとレースカーテンのダブル使いです。確かにこの組み合わせは、睡眠時の光漏れや外の明るさを遮断し、睡眠の質が上がるケースが多いのですが、我が家の場合は、障子を採用しています。より朝の柔らかい自然光による気持ちいい目覚めや、障子とサッシの間の空気層による断熱効果で、窓際の結露、カビの防止に重点を置くことが狙いです。

この障子のおかげで、毎日気持ちよく目覚めて、結露とカビも長年無縁で快適に過ごしています。最近、お客様からご依頼いただくリフォームに、和室から洋室への改修工事のご要望も多いですが、洋室になってもぜひ障子を残しておくことをおすすめします。お部屋全体の雰囲気も和洋折衷で素敵になると思います。

20201126photo03お気に入りの絵や写真を飾るのもおすすめ。見るたびに幸せな気分になります。

寝室には、他の機能を持たせず、“寝るだけの部屋にするといい”と言われますが、個人的には用途に拘らず最高にリラックスでき、休息できる空間にできれば、それでいいと考えています。寝室に大好きなハーブティーを持ち込んだり、寝る前のストレッチスペースを作ったり、音楽や映画、読書も楽しみたい・・・寝室という人生にかけがえのないプライベート空間をこの冬思いっきり楽しみませんか。

20201126photo04

20201014ill02