スタッフ日誌

屋根に美と軽さを持たせよう!耐震対策

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  • 2021.02.18
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こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。

先日、10年前の東日本大震災の余震として震度6強の地震が再び福島県、宮城県で発生しましたね。一瞬であのときのことを思い出し、改めて地震の怖さを感じました。住宅、住まいに関わる人間として、引き続き災害対策の発信をしていきたいと思っております。
地震と並んで、日本では大きな災害につながりやすいものとして台風が挙げられます。

昔は、「台風」による被害を抑えるために、屋根は重ければ重いほど良いと考えていたそうです。地震対策よりも、台風で屋根瓦の飛散を防ぐことが優先されました。しかし昨今、大型地震被害が相次ぎ、地震と屋根の重さとの因果関係が証明された今、その考え方が真反対になり、屋根は重くするのではなく、軽くすることが重視されるようになりました。重い従来の瓦屋根(粘土瓦)と軽い金属屋根で比較すると、重さがなんと8倍以上の差があります。

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一方、金属屋根は耐震性が高く、比較的安価ではあるのですが、耐久性や防音性、塗装不要の手軽さにおいては従来の粘土瓦の方が優れています。特に日本家屋にフィットする重厚感、デザイン性の高さに惹かれて、粘土瓦から軽量屋根に変える決心がなかなかつかない方もたくさんいらっしゃると思います。

20210218photo04当社リフォーム実例:ケイミュー「ルーガ雅」で屋根の葺き替えを行いました。

そこでケイミュー(旧クボタ松下電工外装株式会社)が取り扱う屋根材、ルーガ(ROOGA)をご紹介します。ルーガは一見、日本人に馴染みが深い粘土瓦のように見えますが、実際の成分は、樹脂混入繊維補強軽量セメントで出来ています。つまり軽さとデザイン性を両立させた屋根材になっています。板金の職人さんでも施工できる屋根材です。金属屋根と比べると少し重いのですが、従来の粘土瓦の重さの半分で、「軽い屋根材」に分類されます。デザインは、粘土瓦と遜色がないですし、独自の塗装技術を採用しているため、色褪せにくく、化粧スレートのような10年ごとに足場を組んで塗装するメンテナンスからも解放されます。
ただ、デメリットとしては、工事費用面は他の種類の屋根材より少し高く、スレート屋根材のおよそ1.5倍、金属屋根材の1.2倍程度かかってしまうことです。

20210218photo06当社リフォーム実例:金属製の軽量屋根にリフォーム。

重さ、デザイン性、価格、耐震性・・・結局、屋根材ってどう決めればいいのか難しいですよね。
耐震性を最優先で考えるならやはり金属屋根が一番お勧めです。
耐震性が少々劣りますが、家全体の雰囲気を壊さず、意匠にこだわりたい、重厚感のある仕上げにしたい方には、このルーガをお勧めしたいと思います。

何かあってからでは遅い、ぜひこの機会におうちの安全性をご家族で今一度ご検討してみては如何でしょうか?
詳しい工事方法や無料お見積りなどはお気軽に弊社店舗、リフォームプランナーへお問合せ下さい。

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