スタッフ日誌
リフォームのTAKEUCHI成増店の日誌「三寒四温の季節のヒートショック 家中の「温度のバリアフリー」対策」です。地域の情報や、店舗スタッフの日常、リフォームのアイディアや、建築・デザイン、リフォーム・リノベーションへの想い、また子育て奮闘記など、リフォームスタッフの生の声を伝えしていきます。

三寒四温の季節のヒートショック 家中の「温度のバリアフリー」対策

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  • 2021.02.25
  • 成増店

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こんにちは。リフォームのTAKEUCHIです。
寒い時期になるとヒートショックという言葉をよく耳にするかと思います。ヒートショックとは家の中の急激な温度差によって血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすことです。
高齢者の方に多いから自分は大丈夫と思っていませんか?ご高齢の方の方がリスクは高いですが、若い方やお子様でもヒートショックを起こす可能性はあります。年間でヒートショックに関連した入浴中の急死は、交通事故による死亡者数よりも多いという報告もあります。そこで今回はヒートショック対策についてご紹介いたします。

暖かいリビングから浴室へ移動する際寒い廊下を通らなければ行けない、寝室からトイレに行く際寒い廊下を通らなければならない間取りになっていませんか?
リビングなどの暖かい部屋と洗面脱衣室や浴室、トイレとの間に廊下などを挟んで独立してしまうと温度差が広がってしまいます。廊下を挟まない間取りにすることで暖かい空気を簡単に取り込むことができます。
また、リビングなどメインのお部屋を暖めすぎてしまうと温度差はそれだけ大きくなってしまうので、エアコンの設定温度も20℃くらいにしたり、足元からじんわりと温まる床暖房を採用し、室温をそれほど上げなくても快適にすごせるようにすると、ほかの部屋との温度差が少なくなりますのでヒートショックの危険性が軽減されます。

20210225photo03当社リフォーム実例:扉を新設し、寝室からトイレや浴室等の水まわりへもスムーズに行ける間取りに。

マンションの間取りを例にすると、リビングへ入るドアの位置を変更すると廊下を通らず、脱衣室へアクセス出来るようになったりします。そうするとお風呂に入る前に脱衣室のドアを少し開けておくだけでも温度差は和らぎます。
戸建てのトイレ等は北側に位置していることも多く寝室と離れていることも多いと思います。長い廊下を通ってトイレに行かなければならない場合は寝室の押し入れなどを利用してトイレスペースを寝室に増設することも出来ます。夜中に何度もトイレに起きる場合などはヒートショックの面からも近くにあると安心です。
間取り変更までは難しい場合、主に温度差が激しくなるそれぞれのお部屋ごとの温度改善方法のご紹介です。

● 浴室編
20210225photo02出典:LIXIL「ソレオカタログ商品編2020春」

在来浴室といわれるタイルのお風呂の場合は、ユニットバスにするのがおすすめです。ユニットバスは家の骨組みと別構造になるので、壁などが二重になり外気が浴室に伝わりにくく、冬でも保温を保てることが特徴です。天井や壁、排水トラップなどに断熱材を使用しているユニットバスもあります。
浴室暖房乾燥機を設置することもおすすめです。入浴前に暖房をつけるだけで浴室全体が温まり体への負担を軽減することができます。浴室のドアを開けておくと脱衣室まで温まるので脱衣室と浴室との温度差も抑えられヒートショックの危険度も下がります。ただ、温風が出るタイプの暖房機は入浴の際もつけっぱなしにしてしまうとたとえ暖かい風でも濡れた体に当たると冷えてしまうので、入浴の際は暖房は切って入りましょう。

● 脱衣室編
20210225photo06当社リフォーム実例:脱衣所の壁にタオルウォーマーを設置。タオルを乾燥させいつも温かい状態にキープができます。

暖かい浴室から脱衣室に出るときも急激な温度変化が生じます。入浴前はお風呂についている暖房機で暖めることができますが、入浴している間に脱衣室は冷えてきてしまうので、脱衣室にもお風呂とは別に輻射熱で洗面室全体をまんべんなくあたためる壁付けの暖房器具のホットウォールや、タオルウォーマーを設置するのがおすすめです。輻射熱ですと風が来ないので、濡れた体でも寒さを感じることなく空間をじんわりと暖めてくれます。

● トイレ編
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トイレは狭い空間なので暖房器具を入れるのが難しい場合が多いと思います。そこで最近ではトイレ本体に室内暖房機能が付いたタイプも出ています。TOTOネオレストの一部のみですがこちらはトイレ本体の右奥に温風の吹き出し口があり、室温+10℃でトイレを暖めます。タイマー室暖機能で予め暖房したい時間を設定することも出来ますし、冷え込み防止で室温が5℃以下になると自動で暖房を開始し7~10℃になると停止する機能も付いているので夜中も安心して使うことができます。
トイレや脱衣室のヒートショック対策としてはコンセントを追加しておくだけでも効果的です。自由に使えるコンセントがあれば持ち運びできる暖房器具を冬の間だけ設置することが可能ですのでとても便利になります。

● 居室編
20210225photo05当社リフォーム実例:床暖房もタイマー設定ができます。寒い朝でもあったか快適です。

リビングから寝室に行く際や朝起きてリビングに行く際、それぞれのお部屋は冷え切っていると思います。そのヒヤッとを改善するためにはタイマー設定で解決です。寝る、起きる30分くらい前にそれぞれのお部屋が温まるようにタイマー設定をしておくだけで快適に過ごせます。最近では遠隔操作が出来るものもあるので暖かい部屋にいながら別の部屋のエアコンを稼働させることも出来るので上手に使ってヒートショックの危険を軽減させましょう。
冬の浴室が寒くてお困りの方など一度リフォームのTAKEUCHIにぜひご相談下さい。

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