スタッフ日誌

シニア世代の元気の源 ヒートショックを予防し、毎日の健康づくりに快適なお風呂リフォーム

  • Stay Home Love home
  • リフォーム・リノベーション
  • プランニング
  • 施工
  • 2021.03.04
  • 王子店

20210204photo01出典:TOTO浴室「シンラ」

朝晩と冷え込む日も多くありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?じつは、寒暖差が大きい季節は「ヒートショック」のリスクが高い時期でもあります。
おうちの中で寒い場所としてあげられるのは、トイレや脱衣所、浴室です。戸建てでタイルの浴室の場合はなおさらですね。今回は、そんなおうちの中の温度と高齢者のための浴室リフォームについてお話したいと思います。

▶高齢者は特にヒートショック危険性が高い!?
20210204photo06出典:Rinnai カタログ「浴室暖房乾燥機なるほど読本」

ヒートショックは、急激な温度差により血圧の大きな変動が起こることがきっかけで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす症状をいいます。高齢者は血圧変化をきたしやすく、体温を維持する生理機能も低下しているので、特に注意が必要です。
ヒートショックが要因とみられる、家庭の浴槽での溺死者数は年々増加傾向にあり、その9割は80歳代以上の後期高齢者となっています。
※参照:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット

▶一年を通して大活躍!「浴室換気乾燥暖房機」
20210204photo07

浴室リフォームをする際におすすめするのが、「浴室換気乾燥暖房機」です。
ユニットバスにリフォームする場合、標準的には「浴室換気扇」が備えられていますが、換気機能に乾燥+暖房機能をプラスしたものが、「浴室換気乾燥暖房機」となります。

浴室換気乾燥暖房機は、高速温風が浴室をスピード暖房するので、入浴前にボタンを押しておけば、着替えの際も寒い思いをすることなく安全に入浴ができます。

またこの温風で、浴室の乾燥だけでなく、衣類乾燥もできる機能を備えています。天候が悪い日や、共働きでなかなか洗濯物を外に干せないご家庭にもぴったりです。

さらに夏場は、涼風という機能が活躍します。扇風機の様な風を送り、浴室の蒸し暑さを和らげ、のぼせや入浴後のほてりを抑えて、露天風呂の様な爽やかな入浴を楽しめます。
一年を通して浴室の温度を快適にコントロールでき、健康的な入浴にもつながりますね。

▶最近のユニットバスは進化しています
20210204photo08出典:タカラスタンダード「パーフェクト保温」

最近のユニットバスはずいぶんと進化してきました。
まずユニットバス自体が、タイル貼りの在来浴室より保温性が高く、浴槽も高断熱浴槽ならお湯の温度が5時間たっても2℃程度※しか下がりません。(※各メーカー製品により数値は異なります。)
床も畳のように柔らかで滑りにくく、膝をついても痛くないです。

お掃除が苦手な方に特におすすめなのが、「お掃除ラクラク機能」です。
お掃除ラクラク機能は、TOTOの製品になりますが、
〇排水口⇒抗菌防カビ仕様になって、ぬめりやカビ汚れの増殖を抑えて、お掃除も簡単な形状になっています。
〇床⇒ボタン1つで、まずワイパーのように水道水を散布し、汚れの原因となる角質や皮脂汚れを洗浄。仕上げにきれい除菌水を吹き付け、カビやピンク汚れの発生を抑える機能です。
〇浴槽⇒ついに腰をかがめてゴシゴシしなくてもよい、浴槽の自動洗浄機能ができました!

20210204photo02出典:TOTO 床ワイパ―洗浄とおそうじ浴槽

その他にも鏡、カウンターにもお手入れがラクになる工夫がたくさんありますので、詳しくはスタッフまでおたずねください。

先日、ユニットバスにリフォームされたお客様も、浴室換気乾燥暖房機と高断熱浴槽を採用いただき、「とても快適で、前の時より長風呂になったわ!」とおっしゃっていました。

ずいぶん前ですが、お風呂は「命の泉」とおっしゃっていたお客様がいました。お風呂は、体を洗うだけでなく、湯船で温まると疲れも取れ、ぐっすり眠れます。まさに「命の泉」です。

コロナの昨今、健康管理には十分気をつけたいところです。
体温を上げる事で免疫力がアップします。ちなみに私は41℃のお湯に10分入るようにしています。
自宅も10年前に当社でリフォームし、今でも快適に入浴しています。
温泉好きな私にとって、お風呂は元気の源です。
皆様も、自分流のお気に入りのお風呂を作って癒されてみてはいかがでしょうか?

20201014ill02