地震の後は特に注意したい 外壁のチェックポイント
- Stay Home Love home
- リフォーム・リノベーション
- 施工
- エクステリア
- 建築
- 2021.03.16
- 西武練馬店
こんにちは、リフォームのTAKEUCHIです。
東日本大震災から10年、そして先日も大きな地震がありました。私の住む神奈川県では停電が発生し、初めて停電を経験しました。さらに水道もストップしてしまい、暗闇の中過ごす時間は想像以上に心身ともに疲れやストレスがたまるものでした。防災グッズの用意や万が一の避難経路の確認など、日頃からの準備が本当に大切だと痛感しました。
私はリフォームに携わり15年程になりますが、今までの経験から地震後、建物が倒壊や半壊とまではいかなくても、外壁にヒビが発生したり、屋根が崩れてしまったりというお宅をよく見かけてきました。一見何でもないように見えても、構造内部で異常が発生しているということもあります。地震の後は、以下の点をぜひチェックしてみて下さい。
●外壁のビビ割れ(クラック)
髪の毛程の小さなビビ割れ(ヘアークラック)ではなく、震災後に大きなビビ割れが発生した場合は、建物のゆがみや地盤沈下などの外的圧力によってできた可能性が高いです。
外壁の下地には防水のためのシート(防水紙)が施してありますが、大きなビビが発生した際、このシートが破れたり、ひび割れ箇所から劣化が進み、雨漏りや台風の被害が拡大することがあります。
●ドアや窓が開閉しにくくなった
地震の後にドアや窓が開閉しづらくなることがあります。これはゆがみや傾きが発生したサインの可能性が高いです。
一度ゆがみが発生するとその範囲は拡大し、建物自体のバランスが悪くなるため、耐震強度も弱くなってしまいます。
●雨漏りをするようになった
地震によって瓦がずれたり、破損したりすると、屋根にも施してある防水紙に不具合が発生し、雨漏りが発生したり、ひどくなったりする場合があります。
従来日本では、重さがあって台風でもふきとばされにくい粘土瓦がよいとされてきましたが、耐震面からは、金属製やセメントと繊維質でできた軽量瓦がおすすめです。ここ近年、製品も増えてきました。
また日頃から、外壁塗装に関してはお客様から、「塗装のメンテンナンスは必要?時期の目安は?」「どの塗料が家にあっているの?」というお声をいただくことが多くなりました。
当社リフォーム実例:暖色系の塗料で、温かみのある雰囲気にイメージチェンジ。屋根も同時に遮熱効果のある塗料で塗装を行いました。
一般的に、外壁のメンテナンス時期としては10~15年に一度が目安になります。紫外線や風雨により塗膜が劣化し、防水性が弱くなります。
塗料の種類に関しては、15~20年といった耐久性が高いもの、夏の暑さを軽減するような遮熱機能があるもの、日光によって汚れを分解する光触媒機能のあるものなど、様々あります。
お客様宅それぞれで、日当たりや気象条件が異なるので、リフォームのTAKEUCHIでは、お客様の建物の状態をしっかり把握した上で、今後お住まいをどの様に長持ちさせたいのかなどヒアリングし、ベストなプランをご提案させていただいております。
当社リフォーム実例:ツートンカラーで、煙突や植栽とマッチしたお住まいに。遮熱性能もある塗料を使い、夏の暑さも軽減。
また、外壁のメンテナンスのためだけに塗装するのではなく、せっかく塗装するのであれば面によって色を塗り分けたり、艶あり・なしなどのデザイン性でもこだわりたいですよね。
外壁に合わせて、門扉やフェンスも交換してテイストを合わせたり、玄関ドアも一緒に交換したりなど、様々なご要望にもお応えできます。また足場を立てる工事になりますので、近隣の方々への配慮もしっかり行いますのでご安心下さい。
おうちの外まわりに関してちょっとでもご不安な点や、聞いてみたいことありましたらお近くの店舗までお気軽にご相談下さい。