スタッフ日誌

「住みながらのリフォーム」って実際どうなの? 良い点、気になる点

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  • 2021.04.20
  • ときわ台店

20210413photo07当社リフォーム実例:間仕切壁を撤去して、一体感のある広々としたLDKになりました。

皆様、リフォームを検討される際に気になる点はどんなところですか?間取りやメーカー、リフォーム金額や工事期間など様々あると思います。今回はその中でも、気になる点のランキング上位といってもよい、「住みながらのリフォーム」についてお話させていただきます。

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間取りを大きく変えるリフォーム、たとえば隣の部屋との壁を無くして1つの広々とした部屋にしたい、水まわりの配置を変えたいなど、大規模なリフォームをお考えの場合、住みながらのリフォームはできるのか、仮住まいをした方がいいのか、迷うこともありますよね。

仮住まいへの引っ越しともなると、荷物の整理・処分、梱包、移動など体力的に大変ですし、ペットがいる、仕事の都合で引っ越しが出来ないけどリフォームを考えている等、お一人お一人の状況に応じて、どちらが良いのかは判断が難しいところです。

なるべくなら住み慣れた環境から離れる事無くリフォームしたい、そんな方のために、これまで何件ものお客様のリフォームを担当させていただいた中で感じた、住みながらのリフォームの良い点、気になる点を簡単にご紹介します。

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【良い点】
まずは当然ですが引っ越しの手間がないことです。荷物や生活ベースの移動は大変ですよね。その負担が軽減できます。引っ越しがない分、低コストで済むことも大きなメリットです。
また大事な良い点として、工事中に実際の工事過程をすぐ確認することができ、仕上がりだけではなく解体中の様子など、裏側を見ることができることです。
工事中、私たちリフォームプランナーも朝晩確認にお伺いしますが、都度進行状況や、ご相談したいことをすぐにお客様に見ていただけますので、スムーズに工事を進めることができます。

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【気になる点】
工事中の音やホコリの点です。解体時の音・ホコリは少なからず発生します。下地材をカットする時の木くずが飛ぶこともありますので、既存の内装等に養生をするなどして最大限の配慮をさせていただきながら工事いたしますが、小さなお子様やペットがいるお宅にとってはよい環境とはいえないかもしれません。生活の中心になるLDKがホコリや養生だらけでは、食事すらも落ち着かない状態になりますので、長く工事をする際は注意が必要です。
また、職人や工事関係者の出入りが随時あることも気になる点です。人が頻繁に出入りしますので、どうしても寛げない、気が抜けない状態が続きます。

先日、私が担当したリフォームで、マンションでキッチン・全面内装工事をさせていただいた実例をご紹介いたします。こちらの物件では引っ越しも検討していましたが、最終的には工事の前半と後半で仮住まいと住みながらの両方を採用してリフォームいたしました。

20210413photo11当社リフォーム実例:LDKにあった荷物を、リフォームしない和室に移動。養生をしっかり行い、工事を進めました。

まず家財・家具をトランクルーム等に預けていただき、前半の1週間は仮住まい、後半の2週間は住みながらというスケジュールを組みました。LDKと寝室を先にリフォームし、キッチンを使用できて、かつ落ち着いて就寝できる寝室を確保できる段階になったところで、仮住まいからご自宅へ戻っていただくという方法です。残りの洋室2室は住みながらリフォームをすることで、仮住まいの期間を短くできるように工夫し、宿泊費を抑えました。

この物件はリフォームする部位としない部位がはっきりと分かれていましたので、このようなスケジュールを組むことが可能でした。
住みながら行った後半2週間のリフォームは、お客様のお気持ちから考えますと、LDKと寝室が使用できたことは良い点だったものの、施工者の出入りなどで気を使わせてしまったと思います。その様な中でも工事がある日と無い日を明確にしてお客様に事前にお伝えするなど、なるべくご負担が無いよう工夫し、ご協力いただきました。トランクルームに預けていた家具は、リフォーム後に全てご希望の位置に設置させていただく手伝いもさせていただきました。

次は住みながら水まわりをリフォームする際に、工夫させていただいていることをご紹介します。
浴室やトイレなど1か所ずつなら、住みながらのリフォームが一般的になってきています。トイレなら夜には新しいトイレを使えるように夕方までに終わらせる、浴室は2~3日銭湯などに通っていただくことで、住みながらのリフォームを可能にしています。
またもう少し大きなリフォームでは、例えばリビング・キッチン同時リフォームで工事期間が長くなる場合、キッチンが使用できない間は、カセットコンロや洗面所を使用してもらうことなども考えられます。

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工事期間中は、工事部分の使用はできませんが工事する部屋としない部屋をビニール養生というカーテンのような養生で仕切り、生活する部屋にホコリ等がなるべく入らないように考慮しています。

このように住みながらのリフォーム、引っ越ししてリフォーム、どちらにされるかはご家族ともご相談いただき、私たちプランナーはできるだけ負担のないよう、スケジュールを立てさせていただきます。

20210413photp04当社リフォーム実例:ときわ台店2階にある仮住まいです。家具・家電が揃っていて、明るく広々とした過ごしやすいお部屋となっています。

またTAKEUCHIでは、ときわ台にあるバーチャルリアリティ・ショールームの2階に「仮住まい」をご用意しております。引っ越ししてリフォームをご検討されるお客様は家具・家電も揃っていますので、身軽でご利用いただくことができます。
悩んだときはぜひリフォームのTAKEUCHIスタッフまでご相談ください。

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