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二世帯住宅に取り入れたい、リフォームのコツ

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  • 2021.04.22
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20210421-photo01当社リフォーム実例:二世帯で集まれるよう広々としたLDKにしました。

こんにちは、リフォームのTAKEUCHIです。
4月も半ばを過ぎ、初夏を思わせるような日差しになってきました。例年ならゴールデンウィークの予定を立てる時期ですが、コロナ禍でお出掛けもしづらい状況が続いています。

そんな暮らしの変化の中で、「二世帯住宅」への注目が再び集まっています。
「在宅ワークができるなら、親の家の近いところに住もうかな」
「子供が家にいることが多くなって、親世帯と同居した方が都合がいい」
などの理由から、ご相談が多く寄せられています。そこで今日は親と子、両方の世帯が快適に暮らせる、二世帯住宅リフォームのコツをご紹介致します。

まず、二世帯住宅を検討する際に大事なのが、「親世帯の生活スタイル」と「子世帯の生活スタイルとの違いを把握することです。生活空間を分離する部分と共有する部分をどのようにするか、事前にしっかり話し合って決めておくことが大切です。
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親世代と子世代のライフスタイルの違いは、互いの生活上のストレスを生じさせる可能性もあります。例えば、親世代は朝早くから活動しますが、子世代は日中不在で夜遅くまで活動する傾向があります。その場合、生活音が互いの睡眠を妨げる原因となりがちです。双方がストレスを感じないためにも、二世帯住宅の「3つの間取りタイプ」を意識して、プランを立てるとよいでしょう。

●二世帯住宅の3つの間取りタイプ
代表的な二世帯住宅の間取りタイプを3つご紹介します。

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1つ目は【完全分離型】です。共用スペースを作らず、トイレや浴室、キッチンなどの水まわり設備も別々に設けます。最優先事項としてプライバシーを重視したいケースではおすすめですが、一方で、設備を分けることにより費用が高くなる傾向もあります。
2つ目は【完全同居型】です。個室などを除き、生活に必要な設備などは両世帯で共有します。工事費用を抑えられ、互いの交流は増えるものの、プライバシーを確保したいときにはあまり向かないでしょう。
3つ目は、玄関や浴室などの住まいの一部を共有する【部分共用型】です。どの部分を共有するかは自由に決められますが、ご家族の状況や将来を見据え、後悔がないようにプランニングすることがポイントです。

20210421-photo05当社リフォーム実例:新たに2階に玄関を新設し、完全分離型の住まいにしました。

二世帯住宅は、生活習慣、活動時間帯などによる様々な生活音は意外と気になるものです。
具体的な例としては、親世帯が1階、子世帯が2階といった縦割り型の二世帯住宅の場合は、構造や排水経路を把握した上で「1階の寝室の上に、2階の水まわりを設置しない」、「2階に上りきったところで扉を新たに設置する」などの工夫が効果的です。横割り型二世帯住宅の場合には、「お互いの世帯を仕切る壁の防音対策をしっかり行う」ことで、音に対するストレスは軽減できます。

また家族みんなが満足できる二世帯住宅リフォームには、各世帯の活動時間帯や要望を考慮した間取りや住まいの機能を取り入れるだけでなく、それぞれが心地よい距離感を保ちながら、楽しく暮らしていくための工夫も大切です。

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20210421-photo03当社リフォーム実例:家族の集まるLDKを明るい南側へ移動。対面キッチンの収納キャビネットに家族それぞれのお気に入りの食器を飾る棚をつくりました。

当社のリフォーム実例ですが、明るい南側に家族の集まる広々としたLDKを作り、そこで家族それぞれの趣味や時間を楽しむ工夫を施しました。ダイニングテーブルのそばに、コレクションしている物を飾れるギャラリー風の棚を設置。趣味を楽しみつつ、家族が思い思いに暮らしを楽しめる住まいを実現しました。

後悔のない二世帯住宅リフォームを行うには、リフォームの担当者も交え、子世帯親世帯のライフスタイルや生活時間帯、要望などを明確にし、家族全員が快適に暮らすための対策をしっかりと事前に立てることが大切です。リフォームのTAKEUCHIでは、それぞれのご家庭に合わせた二世帯住宅リフォームのご提案を承っております。ぜひお気軽にご相談ください。

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