スタッフ日誌

屋根は住まいを守る大きな傘

  • Stay Home Love home
  • リフォーム・リノベーション
  • プランニング
  • 施工
  • 建築
  • 2021.08.19
  • 広告宣伝部

20210819photo00

冬は、乾燥や大雪などによる屋根の劣化、夏は台風や大雨による突然の雨漏り…
こういった住まいの外まわりのご相談が年々増えています。
大事に至る前に、住まいを守ってくれる重要な役割となる屋根のメンテナンスをおすすめします。

今回は屋根リフォームのポイントをいくつかお伝えしたいと思います。

《目次》
1.屋根工事ってどんなもの?
●屋根のリフォームが必要な時っていつ?
●屋根工事には何が必要?
●どんな工事をするの?

2.工事のときの注意点は?
●近隣への配慮
●工事状況のチェック
●暑さ対策

1.屋根工事ってどんなもの?
20210819photo01
●屋根のリフォームが必要な時っていつ?
屋根のメンテナンスは、一般的に塗装や部分補修をすることで、メンテナンスが可能です。ただ塗装の劣化が激しく、部分補修できないケースも多いです。塗装ができない状況の場合は、屋根材を全て交換する必要が出てきます。これが「葺き替え」です。
そしてこの葺き替えのタイミングが遅すぎると、家を傷めてしまうことがあります。
以下のようなときは要注意!皆様のご自宅は大丈夫でしょうか?

・築年数が15年以上で、一度もメンテナンスしていない
・雨漏りしている、または天井に雨染みがある
・雨、風の強いときに屋根から音がする
・その他、傷みが目で見て分かる

20210819photo02 雨漏れから浸水し、クロスのシミや浮きが発生している様子です。

ご心配な時は、屋根の状態の確認や塗装や補修で済むのか、葺き替えが必要かをぜひ一度プロのリフォーム・プランナーとご相談ください。現場調査やお見積りは無料で行いますので、安心してお声掛けください。

●屋根工事には何が必要?
20210819photo03

屋根の塗装や葺き替え工事にまず必要なのは足場です。
外壁塗装と同じように屋根の工事も足場が必要なので、外壁塗装と同時に屋根工事も検討された方が費用をまとめることができ、トータル的にお得です。
また、屋根工事では雨樋を一度外す必要があります。その際、今の雨樋を再利用することもできますが、再利用した後に劣化がわかるという場合もあります。そうなると改めて足場を設置して雨樋の交換が必要になる為、劣化状況によっては屋根工事と同時に、雨樋も交換してしまうことがおすすめです。

●屋根の葺き替え工事ってどんな工事をするの?
大きく分けて2種類あります。

1、屋根材を撤去してから葺き替える方法
20210819photo05

瓦屋根を葺き替える場合や、下地が傷んでしまっている場合は、屋根材を撤去してから、下地を補修する必要があります。補修した下地の上に防水シートを貼り、屋根材を施工していきます。この場合、産業廃棄物処理費や撤去費、補修費などがかかります。費用がかかる分、全てが新しくなるので、長持ちします。築年数と劣化具合によって、屋根材を撤去して葺き替えるべきかどうかを熟練の職人が、現場状況確認した上判断します。

2、屋根材の上から被せて工事する方法
20210819photo04

下地に問題がなければ、金属の屋根やスレート屋根を上から被せて施工することもできます。特に今の屋根材にアスベストが含まれている場合、産業廃棄処理費が高額になる可能性があるため、この工法はおすすめです。

2.工事のときの注意点は?

●近隣への配慮
20210819photo06

屋根の葺き替え工事では、粉塵が舞うことにご注意ください。粉塵が舞うと、自宅はもちろん、近隣の家々の洗濯物などに付着し、トラブルの元になることがあります。近隣とのトラブルを未然に防ぐため、お客様の工事を担当する専任のリフォーム・プランナーは、工事前に近隣の皆様一軒一軒へご挨拶し、工事期間や工事内容、注意事項などを丁寧にお伝えしに伺います。

●工事状況のチェック
20210819photo07
お客様は、工事中や工事後の状態を目で見て確認してみたいと思います。でも屋根の上に登って確認するのは危険です。代わりにリフォーム・プランナーや職人が施工前の下地の状態、施工中、施工後の写真を随時撮影してお客様にお渡しし、確認して頂きます。

●暑さ対策
もし夏場、2階の暑さが気になるようであれば、この機会に屋根に換気棟を設置してみてはいかがでしょうか?換気棟を設置することで、屋根裏の熱を逃がし、2階の温度を下げることが可能です。こうした夏場の暑さ対策も、足場を立てた機会に一緒にやっておきたい工事です。

屋根は一見地味な存在ではありますが、家を守る重要な役割を担っています。ぜひ一度点検してみてはいかがでしょうか?

20201014ill02