スタッフ日誌

外観の印象を変えて、お庭をもっと有効活用!フェンスや門扉の選び方

  • Stay Home Love home
  • リフォーム・リノベーション
  • プランニング
  • 施工
  • エクステリア
  • 建築
  • デザイン
  • 2021.11.30
  • 高崎店

20211130photo00当社リフォーム実例:趣味のゴルフの練習をお庭で気兼ねなく楽しめるよう、整備しました。

ステイホームもすっかり習慣化し、私も外出する代わりに自宅や庭で過ごす時間が以前より多くなっております。しかしのんびり過ごす時に、どうしても気になってしまうのが「ご近隣から庭が丸見えになる」という環境でした。

20211130photo02

そこで私は趣味のDIYも兼ねて、目隠しとなるウッドフェンス作りにチャレンジすることにしました。計画から材料の手配、施工と悪戦苦闘しながらも、何とか上記の写真のようなフェンスを完成させる事ができました。作業の楽しさや大変だった事は思い出深いものですが、完成してみるとフェンスがある事でご近隣に配慮しつつ、適度にプライバシーを確保をする事ができ、庭で過ごす時も安心感があります。フェンスがあり良かったと改めて感じている今日この頃です。

皆様もこのように、“お庭でゆっくり過ごしたいけど、なんだか落ち着かない”という経験はありませんか?

そこで今回はフェンスや門扉の様々な種類やデザインの中から、お好みの製品をどのように選ぶのか、またプライバシーを守る防犯性の高い製品はどのようなものがあるのかについて、ご紹介したいと思います。

●門扉やフェンス選びの4つのポイント
1.コンセプト
開放的に見せる?それとも遮る?基本的な方向性を決めましょう。

20211130photo01当社リフォーム実例:ブロック塀にジョリパットを塗って、近隣からの目隠しになるよう仕上げました。

まず、どのようにしたいのかの方向性をしっかり決めることが大切です。
風を通したい、植栽を見せたい、という方は「オープンスタイル」がおすすめです。緑やお花でご自宅に面した通りを美しく彩ることができますし、フェンス越しにご近所の方とのコミュニケーションをとることができます。
しっかりとプライバシーを確保したい、という方は「クローズスタイル」がおすすめです。どっしりと重厚な印象になるこのスタイルは、デザインが単調にならないように一部をフェンスにして風を通せるようにする、という楽しみ方もあります。

上記の写真の実例は「クローズスタイル」です。元々はブロック塀でしたが、劣化して見た目も悪く、植栽を取り除いてしまうと近隣の目線も気になるとのご意見から、重厚感のある塀をジョリパットで仕上げました。ジョリパットとはアイカ工業の「壁面仕上げ用の塗材」で、退色がしにくい高耐候性等の機能を備えた塗り壁です。左官によるコテの仕上げ方でボーダーや波のような模様に塗装することができ、壁面にオリジナリティを出すことができます。

2.デザイン
建物の外観、スタイルを意識して統一感のあるデザインを選びましょう。

20211130photo03当社リフォーム実例:マンションと隣接するので、耐久性の高いウリン材で目隠しのフェンスを設置しました。屋根とウッドデッキ、インターロッキングブロックの組み合わせが優しい色使いのお庭です。

外構を美しく仕上げるためには建物との統一感も大切です。フェンスは敷地の外周部で大きな面積を占めるため、受ける印象がどうなるかも考慮する必要があります。
和洋折衷で親しみやすいスタンダードなスタイル、無彩色やメタル素材などを組み合わせたモダンなスタイル、曲線を活かした植物を思わせるようなクラシックなデザインが楽しめる洋風スタイルなど、お好みに合わせて自由にコーディネートしてみてはいかがでしょうか。
当社には知識が豊富なプランナーが多数在籍しておりますので、気兼ねなくご相談ください。

3.レイアウト
門扉から玄関扉までをつなぐアプローチの仕様を考えましょう。

20211130photo04当社リフォーム実例:やさしい色合いのレンガやタイルをメインに添えた、遊び心のあるアプローチです。暗くなる夜に、省エネ・防犯にも効果的で便利な人感センサー付のライトも設置しました。

門扉から玄関扉までをつなぐアプローチも、佇まいの印象を決める要素の1つです。住まいの第一印象を決める場所とも言えますので、デザインの美しさはもちろん重要なのですが、それと同時に歩きやすさや滑りにくいなどの配慮も必要です。

上記は弊社の実例で、リフォーム前は門扉から玄関まで新築当初のままの表面が土の状態でしたが、アプローチとなる道をレンガで決め、左右はコンクリートで土間打ちを行いました。雨の日もぬかるむことがなくなり、見た目の印象もアップしました。またこのような門扉、アプローチ、玄関先のリフォームを行う際は、郵便受けや表札も一新するのがおすすめです。最近は非接触で荷物が受け取れる宅配ボックスもニーズが高まっています。

4.機能
防犯に配慮された施錠機能やポスト、インターホン付き機能を選びましょう。

20211130photo06出典:LIXIL「CAZAS+ カザスプラス」

庭先がしっかり手入れされているような、人の気配を感じるお住まいは、不審者も用心するため狙われにくく侵入を諦めるとも言われています。ご自宅を守るためには、防犯性の高い外構作りも大切です。

上記画像の「電子錠付き」玄関ドアは、リーダー部分にカードキーやシールキーを近づけるだけで鍵の開閉が可能な扉です。ピッキング防止機能が付いていたり、カードキー等を万が一紛失してもすぐに使えなくなるように登録できる機能も付いていて、防犯対策に優れた製品です。

他にも、門柱や普段は開閉しない門の子扉にポストやインターホンが設置されているセット製品もあります。このような機能が門扉や子扉にあれば、来客や郵便配達員、セールスや勧誘等が敷地内に入ってくるのを防ぐことができるので、道路から玄関までの距離が長いお住まいに特におすすめです。

フェンスや門扉のリフォーム実例と、選び方の4つのポイントをご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
お住まいの印象を大きく左右する外構デザインにこだわり、犯力もアップすることで、おうち時間がもっと充実したものになりそうですね。

20201014ill02