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快眠で目覚めスッキリ!睡眠の質を高める理想の寝室作り

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  • 2021.12.07
  • 王子店

20211207photoTOP当社リフォーム実例:木目のブラウンと濃いブルーのアクセントクロスの組み合わせで、落ち着いた雰囲気の寝室になりました。

コロナ禍で在宅ワークやおうち時間が増えると、“自然光を浴びる時間が少ない、スマートフォンやパソコンの画面を見る機会が増えた”など、暮らしの変化を感じている方も多いのではないでしょうか。またこのような身体に受ける光の変化が、生体リズムや睡眠にも影響をもたらすことから、以前よりも頻繁に快眠グッズが売られているのを見かけるようになりました。

睡眠には疲労回復、記憶の定着、ストレス解消に影響があると言われており、人間が生きていくために必要なことばかりです。そして睡眠は深さが重要ですが、部屋の明るさや気温、湿度、におい、音で睡眠の質も決まってきます。入眠しやすく深く眠るために、寝室の環境を整えることが重要です。
そこで今回は睡眠の質を高めることができる寝室作りについてご紹介致します。

1.カーテン

20211207photo04出典:サンゲツ「アイテム選びのヒント」

外が明るくて早く目覚めてしまうという方は、朝日を遮ってくれる遮光タイプのカーテンを取り付けてみてはいかがでしょうか。一言に「遮光カーテン」といっても遮光の度合いは様々あります。例えば外の明るさを全く感じないようにしたい方は“遮光1級”程度が必要ですが、朝日の明るさを感じて、自然に目覚めたいという方は“遮光2~3級”程度がちょうどよいと言われています。お好みで遮光の度合いを選んでみてください。そして目が覚めたらカーテンを開けて朝日を浴び、体内時計のリズムを整えるのも大切です。

また遮光カーテンは厚手の生地のため冬の寒さ対策にもなります。季節によって違う色や柄に交換し、模様替えを気軽に楽しむのもいいですよね。TAKEUCHIでは、カーテンやインテリアも含めたトータルコーディネートのご提案も承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

2.内装

20211207photo03当社リフォーム実例:落ち着きのあるブルーの壁の寝室です。調湿・消臭効果のある珪藻土で仕上げました。

次は内装のコ―ディネートです。
色には自律神経や代謝を活発にしたり、逆にリラックスさせたりとさまざまな効果があります。そのことを踏まえると、寝室の壁は「沈静色」がおすすめです。
沈静色は青、紫、緑、などの寒色系で、中でも彩度の低い色のことを指します。このような色は心を落ち着かせる効果があると言われており、寝室の内装にぴったりです。寝具には、大地を連想させる茶やベージュなどのアースカラーをチョイスすれば、より落ち着く空間になりますね。内装選びの際には色を意識してみてください。

上記写真の寝室は弊社の実例です。調湿・消臭などの効果がある珪藻土で仕上げました。青を基調にしながらも塗り壁ならではのあたたかみがあります。色の配合を何度もテストした、施主様こだわりの色の寝室です。

20211207photo05出典:LIXIL「エコカラット」

次は、快適な眠りに重要な湿度調節についてお話しします。冬は乾燥しているため朝目覚めた時に喉が痛い、夏は湿度が高くて寝苦しい…ということがありますよね。そんなお悩みには、湿度調整に効果的な「エコカラットプラス」がおすすめです。

「エコカラットプラス」は壁の仕上げ材となる機能性タイルで、部屋の湿度が高くなると湿気を吸収、乾燥すると放出します。
お部屋のアクセントにもなるパネル状のパッケージ製品もありますので、お気に入りを見つけて空間をコーディネートしてみてはいかがでしょうか。

3.内窓

20211207photo02出典:YKK AP「マドリモ内窓 プラマードU」

道路側や線路近くに寝室があり騒音が気になって眠れないという方は、今ある窓に取り付けできる「内窓」がおすすめです。
内窓は、既存の窓の内側にもう1つ窓を取り付ける工事なのですが、サッシとの間にできる空気の層がクッションの役割をし、外から伝わる騒音を和らげます。また、内窓自体が高気密なので音の侵入を更に防ぐことができます。

内窓の設置は、1日程で取り付けできる簡単な工事で効果も高く、お住まいの地域によっては助成金の対象になっている場合もありますので、弊社リフォームプランナーまでおたずねください。

4.壁の防音

20211207photo01出典:ダイケン「音響調整用壁材 オトカベ」

また、室内の生活音も睡眠の妨げになることがありますよね。
隣室の話し声やTVの音、特に寝室の隣がお風呂やトイレの場合は想像以上に音が響くこともあります。寝室とトイレが近いのは将来的には理想的な間取りではありますが、トイレを使用する度に目が覚めてしまうのも考えものです。
そのような対策におすすめなのが「防音ドア」です。簡易防音ドアなら隣室のテレビの大きな音量が日常会話程度の小さな音量になりますので、お互い気兼ねすることなく快適に過ごせますね。
壁と隣り合う場所に浴室やトイレがある場合は、壁を防音材で仕上げてみてはいかがでしょうか。防音に関する工事は、壁の中に仕込む遮音シート、壁の仕上げ材の吸音材、壁との間に断熱効果があるグラスウールを入れるという方法もありますので、詳しいお部屋の防音方法はおたずねください。

睡眠は健康な体や心を作るうえで、とても大切な時間です。リラックスできる空間で心地良く過ごすことで、少しでも質の良い睡眠を楽しみましょう。
寝室のリフォームをご検討の方はぜひ参考にしてください。

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