当社リフォーム実例：肩湯機能の付いた浴槽は、体への負担が少ない半身浴でも肩までつかることができ、全身があたたまります。

皆様はリラックスしたい時、どのように過ごしていますか？私は家で過ごす時間が増えたことで、「家族と一緒に過ごす時間も大切だけど、ひとりでリラックスできる時間も大事！」と思うようになりました。
そこで今回は、自分のためだけに時間が使え、かつ日々のルーティーンでもあるバスタイムを充実した時間にする方法をお届けします。

バスタイムで疲れを癒し、リラックス効果を高めるには五感（視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚）を刺激するのが大切なポイントだそうです。疲れている時こそ五感を刺激することで休息時に副交感神経が優位な状態になり、ストレス緩和や幸せホルモン・セロトニンの分泌が活発化するという理由から、ストレス解消に効果的と言われています。

浴室がただ身体を綺麗にする場所ではなく、五感を満たし、もっとリラックスできる空間になるリフォームをご紹介致します。

【視覚】
出典：TOTO「シンラ 調光調色システム」

従来の浴室は、”浴室灯で十分明るい”というのが一般的に多く見られる浴室照明でしたが、最近は浴室でのリラックス効果を高めるために、直接光源が見えにくい間接照明を採用しているユニットバスが多くなってきました。照明は段階的に調光調色できるため、従来のような明るい照明から、上記写真のような落ち着いたリラックスムードまで演出できます。リラックスムードの幻想的な空間は「視覚」の刺激になります。日々の入浴も、このような方法でリラックス効果を高めることができればもっと楽しめますね。

【聴覚】
出典：Panasonic「シーリングバスオーディオ」

続いて「聴覚」です。人は音楽を耳にすると、脳へと伝達した情報が自律神経系へと作用して、心拍数や血圧を変化させ、結果、興奮させたり落ち着かせたりするリラクゼーション効果をもたらすそうです。もちろん浴室でも音楽を楽しむことができます。

上記の製品は、音楽を聴くというより天井から降り注ぐような、浴びるということに近い感覚で音を楽しむことができるバスオーディオです。リラックスタイムのお供に大好きな音楽があれば最高ですね。

【触覚】
出典：Panasonic「バスルーム 酸素美泡湯」

次は触覚についてです。触覚は五感の中でも最も繊細な感覚で、皮膚は第三の脳ともいわれているほど心にも大きく影響を与えると言われているそうです。このことから肌の触感が良いものに触れているとストレス軽減やリラクゼーション効果をもたらしてくれます。

触覚を刺激するなら、浴槽のお湯にこだわってみてはいかがでしょうか。酸素を含んだミクロの泡が出る「酸素美泡湯」は、お湯をやわらかく変えてくれる機能です。入浴剤を使わなくても身体が温まり、肌表面もキレイにしてくれます。自宅にいながらエステを受けているような、ひとときの贅沢な気分に浸ることができます。

【嗅覚】
出典：TOTO「ハーフバス08」

嗅覚は脳にダイレクトに刺激を与える唯一の感覚器と言われているそうです。他の感覚に比べ脳への伝達スピードが速く、香りの成分は鼻から直接脳へと伝わるため、嗅覚を利用したリラックス法は即効性が高いと言えます。

そんな嗅覚を刺激する浴室としておすすめなのが、TOTOのハーフバスユニットです。腰壁の下半分がユニットバスで、上半分はヒノキ張りにすることが可能です。壁にヒノキを使用すれば、良い香りが「嗅覚」の刺激になります。ヒノキの香りには気分を落ち着かせる物質が含まれており、まるで森林浴をしているかのような自然素材ならではのリラックス感を得ることができます。高級感のあるヒノキの内装は温泉にいるような気分も味わえますね。
またこの浴室は壁や天井の素材に自由度がありながら、浴槽や床は一体となっているため防水性が高いのも魅力です。タイル張りの床と比べて水はけがよくお手入れも簡単です。

【味覚】
最後は味覚です。
身体が温まってリラックスすると唾液の分泌が高まり全身の細胞の代謝が活性化して、歯や骨を丈夫にするホルモンの分泌が増えるそうです。
楽しむという事ではありませんが、入浴中に歯磨きをすることで「味覚」の刺激になると注目をされています。洗面台の前で立って磨くよりも、湯船につかりながらゆっくりと磨いた方が磨き残しは少なくなりますし、体が温まることで歯肉や粘膜の血行も良くなり、歯磨き効果も高まります。

出典：Panasonic「バスルーム 酸素美泡湯」

このように浴室をリフォームするときは、心をリラックスさせる「プラスα」の機能もぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
家でもリラックスできる時間が欲しい、と思われましたらぜひお気軽にご相談ください！