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すっきり片付く!使用頻度別の収納づくり

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  • 2022.02.01
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20220201photo00当社リフォーム実例:壁面収納にはリビングのこまごまとしたものを片づけることができて、空間がスッキリとしました。左の押し入れだった部分はクローゼットにリフォームして、扉もお部屋の雰囲気に合うよう選定しました。

おうち時間が長いほど部屋の散らかりが気になり、何とかしたいと思う方も多いのではないでしょうか。不要なものはできるだけ処分して、どこに何をしまうのか場所を決めて片づけよう!と思ってもすぐに散らかってしまう…なんていうこと、ありますよね。収納に関するご相談で「収納スペースをできるだけ増やしたい!」というお声をよくいただくのですが、実は多ければ多いほどいい、というわけではありません。どこに、どのくらいの量の収納スペースを作るべきなのか、使う頻度によって大きく変わってくるのです。今回は使う頻度によってどのような収納にしたらよいのか、頻度別でご紹介したいと思います。

頻度【高】
●玄関
20220201photo01当社リフォーム実例:帰宅後、靴を履いたまま洋服を掛けたり、ゴルフバッグを片づけたりすることができる土間収納です。

衣類の収納場所として定番なのはクローゼットですが、脱ぎ着するたびにクローゼットを行き来するのは大変ですよね。玄関にコート掛けがあるとそのような手間も無くなりますし、急いでいるときにも慌てずに準備ができます。また、花粉やウイルス対策にも効果的です。玄関先でコートを脱いで掛けておけば、室内にウイルスを持ち込まずに済みます。小さいお子様のいるご家庭なら、帰宅してすぐにコートを掛けるという習慣が付きますね。他にも玄関にウォークイン収納を作るのもおすすめです。衣類と一緒に靴や傘、ゴルフバッグなどもまとめて片づけておくことができ、お出掛けの支度がこの場所だけで済みます。

●キッチン
20220201photo02当社リフォーム実例:頻度の高いキッチン用具は壁に掛けて、お料理しやすく。インテリアは金物素材で統一して、スタイリッシュな雰囲気になりました。

キッチン内の動線やアイテムの使用頻度を考慮すると、使い勝手のいい収納になります。毎日使う調味料や包丁類は調理スペースの近くに、鍋類はコンロの近くに置けば、使いたいときにすぐ手に取ることができますね。そして、細かい物が多いキッチンの見せる収納は、テイストや素材、色を揃えるとスッキリとして見えます。

●リビング
20220201photo03当社リフォーム実例:収納とインテリアを兼ねた「見せる収納」です。無垢の木を使用して、温かみのある空間になりました。

リビングには毎日使う小物が多く、こまめに片付けないと物が散乱しがちです。時間がなくても簡単に整理整頓して、綺麗なリビングを保つのが理想ですね。家族皆が良く使うリモコンや筆記用具など使用頻度の高いものは、TVボード周辺に収納するとすぐに手に取ることができるのでおすすめです。どこに何があるのか皆がわかりやすい場所にしておけば「ハサミはどこ?」という質問も無くなり、ストレスフリーです!

頻度【低】
20220201photo04当社リフォーム実例:元和室の押し入れをウォークインクローゼットにして収納量がアップし、取り出しやすくなりました。

四季に応じて出し入れする季節ものや、たまにしか使わないアウトドア用品、スポーツ用具などは置き場所に困るものです。あまりよく考えずに適当に保管しておくと、どこに何を置いたのかわからなくなってしまいますね。そのような時は一つ大容量の収納スペースを確保して、まとめて収納するのも一つの手です。しまうときは季節ごとや家族ごとに分類しておけば、いざ使いたい時に取り出しやすくなります。また、衣類をしまうならコート掛けを取り付けたり、しまうものに合わせて棚を作ると便利です。頻度の低いものをしまうので開けることもあまりないのですが、内側に好みのアクセントクロスを貼るなどすると、たまに開けた時に気分が上がるのでおすすめです。

●ウォークスルークローゼット
20220201photo05当社リフォーム実例:通路を活用したウォークスルークローゼットです。上には布団を収納したり、壁にはハンガーを取り付けたことで、多機能の収納になりました。

最近では「ウォークスルークローゼット」を作る方が大変増えています。「ウォークスルークローゼット」は出入り口が2か所あり、クローゼットの中を人が通り抜けできる収納のことです。奥行きの深い収納と違い、大容量でありながらどこに何があるのか見つけやすく収納できます。

20220201photo06当社リフォーム実例:和室と廊下の2方向から出入りできるウォークスルークロです。大きいながらもよく使うスーツケースの高さに合わせて棚を設置し、片付けやすくなりました。

高い棚の上は使用頻度が低いもの、真ん中は頻度が比較的高いものなど、一か所にまとめてしまうことができます。またマンションのような限られたスペースでも通路として活用できるのもよいところです。風通しもよく、衣類等が湿気でこもる心配も軽減されますね。

プランを考えるときは、図面を見ながら打ち合せをされる方が多いと思います。しかし図面上広そうに見えても実際には意外と狭いという場合もあるので、プランを考えるときはメジャー等を使って、立体的にイメージをするのがおすすめです。また、リフォームのTAKEUCHIではリフォーム前のイメージをバーチャル空間で体験でき、空間の広さや間取りを確認することができるVRショールームがあります。ぜひリフォームを検討される際は、ご活用ください。

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